映画『ヘルアトラクションー絶叫館ー』(ネタバレ)感想

2017年作品

2017年作品。 先日、『絶叫洞窟』を夫がレンタルし(未視聴)、同じような絶叫ものを検索して見つけた作品。

ウィキペディアも見つからないので、詳細は不明。

 ただ、短時間でサクッと見れるホラーかなと、鑑賞するも、やはり、夫みたいにホラーの熟練者ではないので、エグいとしか思わなかった。

それでは、サクッとあらすじと感想を書いていこう。

尚、劇中にはメインのお化け屋敷(お城みたいな処)に“スクリームハウス”と言う表記がある。

日本語タイトルで“絶叫館”、英語では、“TALON FALLS”となっています。

題名、多過ぎないですかね…。“絶叫館”だけで良い気がしますが、似た様な題名の映画がある事もあるかもしれないので、ヘルアトラクションと邦題に付けたんですね。

劇中のスクリームハウスはまんま、スクリーム(悲鳴)なので“悲鳴の館(家)”を意味しますが。

ヘルアトラクションのみの邦題にすると、全く英語の“TALON FALLS”と違う観点でしょうか?

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『ヘルアトラクション絶叫館』あらすじ

森の中を走行中のトラック。突然、女性が「助けて!」と飛び出してくる。

トラックを、止める運転手は、何だ?と言う表情。血だらけの女性は助手席に入り、他の仲間は死んだと告げる。

 突然の出来事に、半ば信じられないのか思考停止の様な運転手。彼女の話しを聞いてると、運転席のガラスが割られて、手が出てくる。

何か男に襲われる運転手は、其れに対抗し、車を走らせる………。

ケンタッキー州にキャンプに向かう4人の若者達…。 女性2人.男性2人のカップルは、都会を離れ、秋休みを堪能しようと車を走らせていた。

 途中、ガソリンスタンドに寄り、給油するが、一方のカップル(ルーザー、ランス)がガソスタのトイレに行くと、店の中に入る。

 古い音楽が聴こえる店内には、誰もおらず、ルーザーが中へと向かっていく。入口付近で、待つランス。

 彼氏は店内の沢山に積み上げられたビデオテープを眺める。そこには、90年代〜20年代へのテープが積み上げられ、乱雑に置かれていたりする。

 そのテープの年代を眺める彼氏に、突然店主が現れる。

「誰だ?」と怒る店主…「俺のモノに触るな!」と怒鳴る。店の入口に「closeになっていただろ!」と怒る店主。

 咄嗟に「トイレを借りたくて」と答えるランス。 奥から出てきたルーザー。店主は「トイレなら奥だ」と言われ、やっとトイレに行けるとランスは奥に向かう。

店主はそっと、店の“open”の看板を“close”に直し、彼に話しかける。

「ここに何しにきた?」と尋ねると、ルーザーは「秋休みだから週にキャンプに来た」と言う。「その土地(州)にはもう、入ってるぜ」と答える店主。「此処は何も無い処だぜ、たまに殺す事なら楽しめるが」と店主。

ギョッとするルーザーに「狩りだよ。やった事はないか?」とニヤつく店主。

続けて「此処なら楽しめるが」と、壁に掛かっている、お化け屋敷のチラシを手に取る。

チラシを目にし、ランスと此処に行こうと話し、運転手のショーンも彼女のリンジーに提案する。リンジーは、怖いのが無理なのか、反対。

彼らが車で去ると、店の店主は何処かに電話をして、‘そちらに向かった’と伝える。

とっぷり陽が暮れ、それでもお化け屋敷に向かう3人。1人は車で待つと。その彼氏は“気が変わったら合流して”と伝える。

 3人は、意外に大きな会場のお化け屋敷に近くから来ているのか大勢の観客に紛れ、お化け屋敷のお店や食べ物屋を、眺めている。

一方、車に残ったリンジーは、ミラーで駐車場のスタッフを見て、1人怖くなり、彼らに合流する。 合流したが良いが、メインのお化け屋敷は、2時間位待つのでは?との列待ちに、ゲンナリ。

列待ちに警備員の様な格好をした男が、3時間待つね…と話してくる。「此処に初回で来たのかい?」とも尋ねられ、彼らはキャンプに旅行の最中に立ち寄った旨を伝える。

男は「俺のパスを使えば、先頭に行けるぜ」と言い、腕に腕輪のパスを着けてあげ、4人に「これで先頭に行きな」と言う。4人は、入口まで行き、お化け屋敷に入る。

ハロウィンの時の様な、お化けや殺人鬼の数々の仮装の格好をしている男達が、彼らを襲う。時には、アトラクションを見るだけの様で、殺人ショーを眺める部屋を横目に、通路を進む。

長い時間のショーは本格的で、何処も助けを求める男女が悲鳴をあげていた。彼らは「助けて助けて」と叫んでいる。拷問ショーはかなりのエグい数々のショーであった。

 拷問の中で、電気椅子にかけられた男がいた。スイッチを入れると再び電流が流れる場所を見学し、スイッチ側は観客が操作出来た。

カップルの中でヤンチャな男ルーザーが、何度も電流を入れたり切ったりする。それを、無情にも防犯カメラは捉えている。

 狭い通路に差し掛かると、彼らの四方八方の扉は閉まり、通路が寸断される。

 天井に防犯カメラがあるのに気付くと黒髪の彼女は、カメラにHiと手を振る。それに気づいたか、窓にかかったシャッターが上がり、中の殺人ショーが見れる。かなり際どい拷問ショー。足の爪を剥がし、傷付けるもの…。

 やがて、彼らも進むと、殺人鬼に扮したスタッフに捕らえられてしまい…ここの館にいた拷問ショーの人物は、観客側で“ホンモノ”だと知る。 果たして、逃げ出せるのか…。

映画『ヘルアトラクションー絶叫館ー』感想

サクっと観れるホラーが多いので、この作品も短時間…75分で怖さを提供している。 とは言え、ホラーを数々見てきてはいないけど、グロい。1作品でサクっと確かに見れて、シリーズでもないし、ちゃんと完結してる。そこは、評価出来るのでは。

怖いだけの作品もグロいだけの作品もあるし、B級映画なら尚更、オチが無い。終わりかたが雑に‘続く…’みたいな、問題が解決していない作品が沢山ある。ホラーだと大体そう。

だが、この映画は、冒頭と終盤の回収が一応ある作品。一応…。 冒頭で、逃げてたのがルーザーと言う女性で、この絶叫館をクリア出来た人間なんだ!と認識出来る。だがね、やはりオチは読めてしまうよね。

 ネタバレはあえて今回は細かく書かない。どうしたって、オチは想像がつくし…。

この作品の詳細はウィキペディアで見付けられないと書いたが、評価サイト自体も、閲覧者2とか言うサイトもあるくらいです。(もちろん、100位の評価サイトもありますが)

…と言うわけで、レンタルショップや、VOD(ビデオオンデマンド)でジャケット見て借りる人が多い作品でしょう。つまり、B級映画。一般的に見られる作品では無く、恐らくホラー好きの人が見るヤツだと思う。

ホラー好きでも無いのに、短時間でサクッと見ようとAmazonプライム・ビデオ開いて見たのが間違い?いや、でも、ホラー好きの人のは好きな要素、たくさん詰まってるのでは?と思ったんだけど。

確かにくだらないかもしれない。オチは分かるし、怖いだけだし。 ただ、本当に怖いのは‘絶叫館’某夢の国の様に広いアトラクションつまり、名前出してしまうとホーンテッドマンションだけの城がある場所って事。

ホーンテッド好きには失礼かもしれないけど、この映画の煽り文句にも、‘某アトラクションのナイモノがここにあるー’みたいな文章がパッケージに書かれているんです。

ちなみに、私もホーンテッド好きですよ…。コスチュームも好きだし。ホーンテッドアトラクションキャストになりたかったけど、ディズニーで働いてた約8年間は、違うキャストでした。3つもロケーションやったけど(4年の内、1回ロケーション変え、あとの4年は数年後に入った部署)。アトラクションや本物の幽霊よりも人間関係怖いなって話もあるけど。

さて、某夢の国の話しは置いといて。

この作品には、暴力、喫煙(拉致、監禁と書いてあるが、お屋敷内で行われてるのでどうなのかな?)が入っているのでもちろんR指定でしょう。

ホラー好きには堪らんポイントとしては、拷問のリアルさ。爪剥がし、足や頭の拘束具、電気椅子、焼かれるなどの拷問要素に加え、ナイフを2本カチカチ?擦ると火が出ると言うのを2回やり、良く出てくる斧とか道具もあるあるでしょう。

 あとは、豚が出荷前に吊るされてる様なシーンもあるし、その場所で(多分、冷蔵庫の様な保管庫?)人間氷漬けの様なモノも出てくる。あとはスティーブンキング先生の“セル”の様に、終盤、多くの死体が出てきます。50人〜?くらいかな。あの絵面は100人くらいかな。

 とても多くの死体が出てくるシーンは、ホラー好きにはお好みなんですかね?それとも狂った殺人鬼が多く殺戮のシーンがお好みでしょうか?ホラー好きにも色々性癖ポイントがるので分からないですが、一応、そのポイント、全部入ってます。

ちなみに、スティーブンキング先生の“セル”は、つまらなかったですね…。落差激しいですよね。監督や脚本家や役者ののせいでしょうか?ITはリメイク面白かったし、大好きなスタンドバイミーは面白いですが。ミザリーも評価分かれるかな…。ペットセメタリー(リメイク)はまぁまぁでした。

〜という訳で、オチが読めて怖いだけだったので、私に評価は低めです。 うーん…設定としては面白かったけど、最後逃げ出せたら優勝でしたけどね。

提供はあまり知らない会社…(株)エクリスプスというところらしい。 ちなみに、映画感想前に冒頭で書いた“絶叫洞窟”まだ見てませんが、その前身の作品が“ディセント”で、近年の“絶叫洞窟”はリメイクなのかな?この会社から、2022.06.03リリースみたいでした。ホラーの会社?絶叫って邦題のタイトル付けるの好きですね…。

ここの社長なのか、社長名でYouTubeチャンネルがあるので、CM載せておきます。

YouTubeチャンネルの個人名、やはり会社概要で見たら社長名でした笑。珍しくですね、YouTubeチャンネル名を会社名ではなく、個人名なのは。

ちなみに、ディセントは面白いらしいですよ!うちの旦那さんは面白いと言ってました。

映画『ヘルアトラクションー絶叫館ー』国内外評価

英語サイトIMDbでの、『ヘルアトラクションー絶叫館ー』の評価は4.3/10でした。26件のレビュ笑。

Amazonでは、『ヘルアトラクションー絶叫館ー』の評価は3/5でした。39件の評価。

日本での評価は、Filmarksdw『ヘルアトラクションー絶叫館ー』の評価は、2.5/5です。100件以上の評価で最も多い(笑)。あと、ホステルという映画に似てるとよく書かれてる。題名は聞いたことある気がしますが…。

レビュー数少ないホラーなので、レア作と思って暇つぶしにはもってこいですね?GYAOで無料動画で良いくらいですけど…有料でした。私は、アマプラで見ましたが、U-NEXTも配信してるそうです。

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