『劇場版 銀河鉄道999』感想BS12日曜アニメ劇場2022.04.03

1979年作品

さ、やってきました!銀河鉄道999 BS放送〜^_^ 実に、見るのが数億年ぶりでした。 〜…多分、昔は地上波でやってたと思います。 感想を書く前に、めちゃくちゃ何度も書くと思いますが、鉄郎、当時からTVや原作版じゃない!と嫌いでした。

 大人になり頭も立ってるので容認出来るかと思ったけど、今日見ても出来なかった。 前回、BS12でマクロス見た時も、同じ感じでした。

 それはそうと、サラッとあらすじと感想を書きましょう。

『劇場版 銀河鉄道999』あらすじ

 機械の身体で永遠に生きらえると言う世界…。 少年 星野鉄郎は、機械の身体をタダで手に入れられる銀河鉄道999への乗車に憧れていた。 

腐敗した町は、機械の身体の上流階級か人間の身体の貧乏人の二分化と言っても良い世界。 駅の定期券購入で、機械操作のみで富裕層の機械人間が999の永久定期券を購入していた。

すると孤児のグループ、鉄郎を筆頭に定期券を盗んだ。 機械人間の警察に追われる鉄郎。 駅の逃走中に弾みから警察に捕まり、鉄郎のネックレスと盗んだ定期を落としてしまう。 そこに現れた金髪の母に似た女性に、心惹かれる。

そうしてる内にも、警察を振り切る鉄郎。機械のキックボードに乗り、逃走するも、またしても行き止まりでピンチに。 行き止まりの上のビルには先ほどの女性。 ビルによじ登る。

追う警察。 ビルに着くも、体力も奪われ、定期を落としてしまう。鉄郎はなだれ込む様に倒れる。その女性に抱き抱えられる様に扉の中へ。鉄郎は安堵と共に、部屋の一室に横たわらせてもらっていた。

 シャワールームから女性と何者かの声が。シャワールームを開ける鉄郎。其処には、女性1人しかいなかった。

 彼女は、機械の身体が欲しいのか鉄郎に尋ね、999の定期券をあげても良いと言う。その女性が終着駅まで一緒に行くのを条件に。 「女の1人旅は危ないものな」と、鉄郎。さっそく、定期に名前を書く。

彼女の名はメーテルと言った。何処か母に似た女性…。 鉄郎は、人間狩りを楽しむ機械伯爵を倒しに、999で旅をしたいと言う。

2人の、長旅が、始まる…。

『劇場版 銀河鉄道999』感想 TVアニメ・原作漫画版との違い

冒頭にも書いたが、この鉄郎は原作・TVアニメ版の顔ではないので苦手です。〜とは言っても、映画は地上波で放映してたのを見たんだろうな。それからビデオレンタルで見たのかな。

1979年作品であり、私が当時3歳と言うことから、当然リアタイ組ではない。だが、ガンダムなんかと同じで999のTVアニメは再放送、再再放送などをしていたのであろう。(実際、Wikipedia見たらやはり何度も再放送されていたそう)

再放送その世代だし、今で言うアニメ◯期みたいに80年代まで旅を続けていたし。銀河鉄道999とは、1978-1982年までのTVアニメなのである。

 さて、その長きに渡ってやった作品なので、スッカリメーテル大好きっ子だったんだが、映画版の鉄郎の顔の改変は、幼児より上の世代のファンもいた為、年齢を引き上げられたらしい。

いやいやいや…長期アニメで見てきた私に取ってはその改変はあり得なかったんだが。

 故に何度も、劇場版を見る気にならず見てないし、むしろ映画版の鉄郎好きではない。今回やっと、大人になって見て認識出来るようになったケド、容認出来ないのは変わらず。

だが、此処で流石だなと思ったのは、映画版鉄郎が若干子供から中学生くらいの年齢で成長分を野沢さんが声で演じている処が、何ともはや圧巻である。元々、ドラゴンボールで常に3役する回もあって凄いのですが…。昔は、鉄郎・鬼太郎の野沢さんが大好きでした。

 さて、声だけでなく関心ポイントは沢山あるのですが、先にもう1つ容認出来ないポイントを挙げておきましょうか…。それは、メーテルをぶったシーンです。許せない。

原作・TV版鉄郎は、流石に、幼い10歳前後の設定(…らしいがもっと下に見える容姿は)だけど、ちょっと上の映画版鉄郎は恋にも等しい感情を、母にも似てる容姿への愛情を持っていた筈で。其れを惑星メーテルに着き、裏切られたと思って叩いてしまうのは分からんでもないけど…。

無理。無理無理の無理です。ヒロインであり…大人の女性と言ってもメーテル自体、鉄郎に愛情と母性を持ってたと思うのに。ぶたれたんですよ?心が引き裂かれるほど、痛かったでしょう。

 また、この話しを書くと、鉄郎の容姿をグダグダ文句書くので、とりあえず、最初から順を追って感想を書きましょう。

開始15分以内に既に主役が捕まる

 なんて言う…波乱の展開。まずTV・原作版は出だしが孤児達が盗みをするなんて設定では無かったと思う…。それに鉄郎は孤独に行動してた気がする。 映画版のストーリーの圧巻ですよね。まとめが凄く上手い、脚本さん。

それにしても、開始15分しない内に?15分くらいかな…もう鉄郎、1回捕まってるからね…。機械のポリスメンに。そして、もう開始30分後には1駅目。

開始30分1駅目タイタン、主役が撃たれる

開始15分前後で捕まってるのに逃げ切り、999に乗車し、上映開始30分ではもう1駅目タイタン。しかもメーテルが!鉄郎が!撃たれて…重症を負わないまでも既にメーテルが拐われるからね。早い。

此処で、重要な戦士の銃と、鉄郎の特徴である帽子がトチローのお母さんから譲られるんだよね。

そして、鉄郎が助けに行き心意気を見せ助かるが。機械の身体かを示すレントゲンを撮る時にメーテルが少し恥ずかしがるんだよね。此処が…良い!性癖に刺さる…。 原作漫画・TV版では、此処に行き着くために長いのよ。鉄郎もメーテルが何者?もしや機械の身体では?と疑う事は旅で何度もあった。 なのに、映画だとこのシーンでアッサリ、あ、人間じゃんと理解する。

トチローのお母さん

“男の子を産んだからいつか旅立つ”と言う様なセリフがあるんだけど。本当に、私は母に成った事無いけど、このセリフが大人に成った今でも心に胸に染みていて。男の子を産むと、いつか家を出ていくんだ…と。 だから、自分の夫は本当に家を出て母を1人にしてしまってる状況をお義母さんに申し訳ないなと思ってるんだ。

 夫がお義母さんとマメに連絡取らない人なら、別れてたかもしれない。其れは、マザコンでも嫌だけど、たった1人の母を大切に出来ない男は…ダメだと思う。 世の中の母にはネグレクトやDVに遭ってる事情がある人はいるかもしれないけど、其れ以外は母を大切に思って欲しい。お腹を痛め、男と言う自分とは違う性の、どうしたら理解出来るか解らない異性を産んで、大切に育てたんだから…。相当な苦労があると思うんだな、男の子産んだら母は。

冥王星・迷いの星…

どんどん、停車駅に着きます。その場所で過ごせるのは地球?の1日だっけか。その星で滞在は数日〜数週間もある。 冥王星又は迷いの星では、機械の身体になる為に、生身の身体を捨て氷漬けにしてる自分を見て嘆く人が多い事から、“迷いの星”と言われてます。

鉄郎は、この街から出なければ安全と出かけ、氷漬けの何かを見て嘆いている。追ってきた鉄郎は、メーテルに近寄るがコケるし、シャドウと言う女性に捕まる。シャドウは昔の自分を見てほしいの…と無理やり鉄郎を引っ張るんだが、結局、美しい自分の隣で寝て欲しいと、強引に鉄郎を氷漬けにしようとすると言うか。

其処にメーテルが現れ、シャドウに挨拶。 そして、星を離れる。このエピソードも強烈だ。

クレアさん登場

唐突では無いんだけどね、原作漫画・アニメ版だと結構早く出たと思うけど。映画版だと、やっと?星に何個か行った後に初めて食堂車に行くとメイドのクレアさんが出てくる。クリスタルな裸体…にメイドのカチューシャが何とも言えない。この女性も性癖を揺るがす。

クレアさんは、誰もが大好きなんだろうけど、シャドウは機械の身体を手に入れたけど満足出来る顔もなくのっぺらぼうに対し、クレアさんがこの身体に成ったお話しの対比として、今登場なのだろうが、その話の繋げ方が上手いよね…。凄いな脚本家。

クレアさんは、親にだよね…機械の身体、最高な綺麗な身体としてもらったんだっけか。でも、自分の身体に戻りたく、先ほどの冥王星に身体を置いてあるエピソードを話す。

 クレアさんと鉄郎との恋心っぽいシーンもホッコリするし、誰もが見た目でもクレアさんを好きになるに違いない。素敵な人だ。

エメラルダス登場

クレアさんでほっこりして、この後のエメラルダス登場も本当に、上手い演出。ようやく汽車が動くのにエメラルダスの船が運行を妨げるが…鉄郎は、そんな巨大船をものともせず、戦士の銃で(動力源どうしてるの?よく撃てるよね何回も)撃つ。

エメラルダスは乗り込んできて、鉄郎は一瞬で銃を弾かれる。強い、エメラルダス!そして鉄郎の帽子と銃に想いを馳せて、メーテルが要望し、機械伯爵の居場所を教えてあげる。

トチローに会う

原作だと接点がないとか。 この映画だと、会うね。本当にエメラルダスが会いたい人は、トチローなのに会えない切なさ。

私は、トチローは記憶の片隅で見た事あるな位で、どんな存在か覚えておらずすみません。ただ、カッコ良い男と言うのは分かった。

 トチローが機械の身体を手に入れたものの、宇宙病になってしまったとか。 其れを親友のハーロック号の一部となって生きると云う。

 そんな認識で合ってるかな?宇宙病と言ってたが、機械の身体を手に入れてもメンテナンスが出来ずに死にゆく人の話しが出てたと思う。

結局、機械の身体は富裕層のモノなんだよね。

機械伯爵への復讐

惑星と言うか分岐点に着く。 BARで情報収集する時に歌い手さんに会い、ミルクと言えば、馬鹿にされ。

ただ、BARの店主が機械伯爵と聞いた途端、どうして…と聞いてくる。

機械伯爵の居間に鉄郎のお母さんが飾ってあると言うのは、そうだったかな?と思った。

何度見ても、映画をあまり見てこなかったので、漫画の印象もアニメでも、メーテルの身体=母の身体なのに、そのまま飾られていたんだっけ?と言う疑問がある。

 後に、惑星メーテルに着き、その事情をメーテル自身が語るが…肉体の像が機械伯爵の元にあるが、クローンであると言う事か。

 調べたが、漫画もアニメもメーテルの体を謎に書いてる。 他の回で、メーテルがコートの下を何度か相手に見せてるが、相手側が諦めてるものを見せてるが…どう言う事か。

謎のまま、松本零士先生が描いてたのは良いけど、私は傷があるとか、機械の身体とか思ったが…(レントゲン撮る時などはペンダントのお父様が偽映像を流したりしてた筈)。

鉄郎の母、星野加奈江の身体が宇宙一美しい体とされてる(=メーテルの身体が1番美しい)。

機械伯爵をヤるのに、鉄郎がしくじった際、絶体絶命の危機にBARの店主が駆けつけた(機械伯爵の部下になりすまし潜入してた)のは痺れた!し、その後の戦闘シーンもアクションが作画良く描かれていた。

鉄郎が、機械伯爵を一度は仕留め損なうも、ちゃんとあの頭?目?(モノアイ部分)を撃ち抜いたのは覚えている。

BARで歌ったリューズが愛人とされてるが、リューズが機械の身体を鉄郎に見せるのも、鉄郎は、生身の身体では無いのに赤くなる。

リューズが可哀想な事に、機械伯爵と一緒に滅びてあげるんだけど、リューズが錆びて散っていくのが、最高に悲しい。

ハーロック

ハーロックは、皆の男のアコガレの存在で出てくる。 子供の時から女性キャラ好きな私も、男のキャラが嫌いな訳ではない。

ハーロックを幼児期に見てカッコ良いと思わなかった女児がいるだろうか? 幼い頃の記憶が定かでは無いが、今見てもハーロックカッコ良い。

ミルクをバカにされた鉄郎だが、同じくミルクと注文し、鉄郎をバカにした機械の身体にミルクを流し込む。

此処で「ミルクは(を飲んだら)錆びてしまう」と言うくだりから、そう言えば機械の身体だったと思う。

 人はアニメを見て慣れてしまう。人外でも、異星人でも機械の身体でも同じ“人間”みたいな認識で見てしまうが…違うんだなと気付かされる。

相手は機械だった。 機械の身体vs人間…永遠の命が本当に素晴らしいか?尊さを考える。

クレアさんの死

本当に、当時も人気上位だったに違いないクレアさん。 こんな美しい裸体…クリスタルな身体で、性格も良く、恋しない訳ない。

 マジで、機械の身体の概念て、何?となる。

終着駅メーテルの前になぜ、クレアさんの事を書くかと言うと、映画版では最期の駅での戦いというか。メーテルの母プロメシュームの半身をクレアさんが砕こうとするが、原作漫画・アニメではもっと前に砕けてる。

やはり、鉄郎を守ろうとして。

映画を見ながら、Twitterで感想を書く勢がある一定数いたが、クレアさんのシーンで、大体が嘆いていた。

 クレアさんに恋しない人がいないもんね。砕けて、涙の形になり、悲しかった。

終着駅メーテル

TVと概念が違うけど…終着駅の星の名前はメーテルでは無い。原作漫画・TV版の終着駅を改めて確認したら、やはりメーテルではない。

此処では、映画で分かりやすい様にメーテルと言う惑星にしたのも、本当に分かりやすい脚本。

 メーテルに着いたら、鉄郎に事情を話し、鉄郎がメーテルを引っ叩く。直後に、鉄郎は機械の警備兵に叩かれ気絶する。

 母とメーテルの此処は攻防戦ペンダントの父が語りかける。父vs母。

 メーテルが送り込み、メーテルと言う星の一部になった人間も、少しずつ、メーテルと父の復讐の糧を担ってた。

 何より、ペンダントになった父を投げ込めば、この復讐劇は終わるんだが…メーテルは、迷わず投げ込むと思っていた。

私の記憶の中だと、改変されていたのか?原作は、その通りなのか…?今や確かめる手段はまた漫画を見返すか、アニメを見るか。

 メーテルは私の記憶と違い、躊躇するんだな。「この星も私!」と。 鉄郎は、躊躇なく、この星を破壊するが。

メーテルもメーテルで悲しかったんだろうな。こんな終わりかたがあろうかと。そして、この星の崩壊。

金田さんと言うかたが1人で作画したとかで、メチャクチャアクションシーンで、100点である。 作画は所々、満点だが、BARのシーンでコップをキュキュと拭く描写だとか、列車の連結部分が詳細に描かれてる処も良い。 リアタイでTVアニメで見てた時、これで何人もの鉄ヲタが生まれたに違いないと思えるほど、精巧であった。

最後のシーン迄、クレアさんが砕け散って迄守った鉄郎だが、プロメシュームは再生と言うか概念の怨念みたいな形でその姿を何度となく復活させている。変な描写かもしれないけど、確かに…概念と言うか思想が残ってコアがあれば、機械のこの帝国(星)では、コア部分に星の機械部分を手繰り寄せて何度も再生出来るのではないか?と伺える。

プロメシュームはメーテルに愛情を注ぎ、メーテルが分身でもある(原作)様な存在であり、美しい身体を持っているのに‘私を殺すのか(プロメシュームを破壊するのはメーテル自身を殺す事になる同義だ)美しい身体を与えたのに’と言う様な事を言います。

メーテルは「苦しみも同時に与えられた」と言います。 確かに…少年たちを部品にし、其れを心苦しいと思わない訳がないのです。

 結局、プロメシュームは破壊される。惑星メーテルでの攻防の際は、ハーロックとエメラルダスも持ち船にて手助けしている。 友情、豪華共演です。 999は惑星メーテルを脱出するのにも、2船の協力があり、無事、999は地球へ飛び立ちます。

地球へ帰還そして…

 地球へ帰還。そしてメーテルとは別れです。TV版では、777に乗ってお別れの際にキスをします。新たな少年と旅をする為に。それって、何の為なのか。もう、機械の身体はタダで手に入れられないのに。

ちなみに漫画では、エターナル編もあるが未完で終わってます。 劇場版でもエターナル編やTV・映画が終わってもオリジナルアニメは作られましたが…機械の身体に成ってもメンテナンス出来ない事から(カプセルが供給出来ない)全滅し、違うメタノイドと言う敵が出ます。

漫画も、決着はつけられ、メーテルと鉄郎は別の列車に乗ります。

この劇場版では、メーテルが自分の本来の身体に戻ると冥王星に向かうので、鉄郎にキスをします。鉄郎側からしたら、母の若い頃の身体(…クローンであるなら、若いも何も機械伯爵の処にある剥製から取り出した一部がクローンで使われてるなら、鉄郎を産む前の身体ではない筈)と告白されており、愛情はたっぷりあったけどマザコンみたいな感じにはならないのかなとも思う。

ただ、最初で最後のキスはそう言うところでも無く、メーテルが今まで連れてきた少年より遥かに自分の分身でもあり母を、父を使って復讐するのに決断出来た存在が鉄郎。

もう少年ではなく、1人の男として、大切な存在へのキス。

 そして、TVや原作漫画と違うセリフ「私は貴方の思い出だけにいる女、青春の幻影」…それはね、確かにね。映画だからこそ、響き言えるセリフでもある。 鉄郎が抱いた恋=幻影と取れる。 でもね…そう思いたくは無かったの。青春の幻影なんて-…男が考えるセリフだよ。

確かに、セリフにすると、そう言う事になるよ。脚本で書こうとすると。でも、違わないかな。映画で綺麗にまとめるのは当然。映画だからこそ、映えるし、まとまるセリフ。ただ、そんな事敢えて、メーテルに言って欲しくも無いと思うの。

また、そんな名言の前には、「私が帰ってきて、貴方の側にいても貴方へ気付かないでしょうね」と言う。ただ、そんな事も無いと思った。 メーテルは、特徴としての容姿、鉄郎の母に似た長い髪、淡麗な顔、綺麗な身体…。だが、メーテルと言う其れは容姿だけでは無い。

 きっと、変えようと思っても変わらない声、所作、性格は、何処ですれ違っても気付いてしまうと思う。“メーテル”と言う女は、容姿だけでは無い。全てにおいて揃ってメーテルなんだけど、外見が変わっても中身はメーテルなんだ。そう思うと、気付かない訳がないと思う。

それに、この映画を見て何回目か忘れたけど、この台詞をメーテルが言っても姿が変わっても、私はメーテルに何度だって会いたいし、気付くと思った。鉄郎なら。いや、鉄郎含む他のメーテルの知人にはバレバレだと思う。 あんなに綺麗な所作をする女、居ないよ。

 そういう訳で、この映画についての感想はあと、監督がりんたろうだったり、りんたろうが監督としてその時はまだ未熟なので映画監督の市川崑(犬神家の一族など)が監修として入ったりした事は有名な話しなのかな。

 メーテルが幸せな終わりかたをしたならそれで良いのね。鉄郎も。ただ、映画版では涙無くしては見れない…よね。今回、クレアさんの処が1番悲しかったが泣かなかったケド。結局、映画版の鉄郎の顔が…問題なので、私にとっては。

そして、別れは幸せじゃない。漫画でもアニメでも2人は別れる。其れは決定事項だから、泣けるのか?って言ったら泣けない。 でも世間的にも、感動の大作なんだよね。 あと、演者さんにとっても演じていて池田さんも野沢さんも号泣したとか。

TVアニメに想いを馳せる

TVアニメリアタイ組の私。幼かったとは言え、その後も何度となく地方局でも再放送され、見た。 其れを思うとTVアニメでもあんな別れかた、ないやろ…(メーテルが他の子供と旅をする)と今では思う。子供の時分は何を想ってたんだろうか思い出せないが。

 其処で…まず、映画だとさ、999喋るのに、映画だと一言も喋ってないよね。その違和感を感じた。車掌さんなんかは、変わらないけどね。結構、999のお喋り好きだったと思うんだけど。人工知能だったのかな。999にも感情とかあったのかな。確かあった筈。

 ラーメン好きな鉄郎の表現も無いよね、映画だと。美味しそうに食べるんだよね、鉄郎。食堂車でビフテキ食べるのは、鉄郎らしいけどメーテルが全部注文したんだけどね。

 999の到着する幾つもの星の中で、何度となく猫が登場する。同松本零士先生作品「ハーロック」にも出てたと思うが「宇宙戦艦ヤマト」には出ただろうか。医官の飼い猫いたね。 999では、ミーくんとかフライングキャット?のエピソードがある。

猫が空を飛ぶの、素敵だなと思った。 もちろん、猫のモデルは松本零士先生の飼い猫だろう。感動なエピソードだろうが詳細は覚えてない。ただ、猫が空を飛ぶ絵面は強烈に覚えてる。なんなら、鮮明と言っても良いくらい。

 TVアニメで幾つも星を渡るの、子供の頃は最終回こないと思った。永遠にアニメ続くと子供の頃は思ってたし(実際何年も最終回までにかかったし)、永遠に終わらないで共子供心に思ってた。それくらいには、999は好きだった。

 最後に、私が、999好きすぎて、親が下敷き買ってくれたのだが、其れは同松本零士先生作品の“1000年女王”の下敷きだった。そりゃ、同じ顔だけどさ…逆に999ではなく、1000年女王の下敷き見つけて買った親も凄いよね。グッズ的には999が溢れてたろうに。

 映画の評価なんて世間的には100点のものを、私が鉄郎の顔に想いを馳せすぎて星4なんて言えないけど言う。 例えば、ガンダムやイデオンの総集編が、TVアニメ本編見てこそで解らないシーンもあるかも?と言うのに対して、999は1本見ただけで完結なんだと言う100万点の答えを持ってる。 

ただ、私からしたら、鉄郎の顔だけで…悲しい別れだけで、満点をつけずすみませんが、個人の感想ですので。すみません。

評価 :4/5。

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