地上波『サマーウォーズ』映画感想〜実際の仮想世界とアニメのOZ〜

金曜ロードショー。2009年作品。

何度見たろう…。  ただ、サマーウォーズを、某、劇場で見て来なかった侍で候!

細田守ね…あー。“時かけ”ね。って思うけど、『時をかける少女』は筒井康隆原作であり、アニメ版はちょっと違うかな〜感がある。

細田守作品は、絵がジブリっぽくて寄せてると言うか?多分、キャラデザがジブリ作品に関わった人が多いのかな〜?

 アニメ映画侍としては、ジブリ監督…宮崎駿・宮崎吾郎・米林宏昌・高畑勲。そこに、細田守・新海誠・長井龍雪と入ってくる訳ですよね…。

長井龍雪は、ここさけ・あの花・空の青さの監督で、アニメ映画だけではなく、TVアニメシリーズの監督も務める。有名になったのは、“機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ”。

 長井さんは、最近の人と思われがちだけど、最近、映画で日の目を見てるだけであって、TVアニメのここさけやる前には、デビルマンレディーの制作進行から入り、多くのアニメの演出から監督(TVアニメでは、“とある”や“アイマス”なんかもやってるそう)もしてきてからのもう20年来アニメ業界にいる人だ。

 最近のアニメ監督事情はさておき、話を戻すけども。

細田守監督自身、私も詳しくはないのだが、金曜ロードショーでやるので、一通りの作品は見ています。 ただ、そういえば、劇場に見に行った事ないなと。

 サマーウォーズが良いので、次の作品は映画館で見たいけども。 それでは、早速、感想を。

映画『サマーウォーズ』あらすじと感想 仮想世界OZと今現実世界の仮想世界について

もちろん、映画オリジナル作品であろう。

キャラクターデザインは、エヴァやナディアの貞本さん。まず、絵が良い。

長野県を舞台にしてると言う事で、さすが、山に囲まれてる。

 順を追いちょいあらすじ。OZという仮想空間を使ってる人が多い世界で、高校生健二もOZ内にアバターを持ち、OZ内でアルバイトをしている。

 アルバイトで忙しいけど、先輩の夏希に実家に着いてきて欲しいと言うアルバイトを受ける。

 OZ内のアルバイトを友達の佐久間に任せて、夏希の祖母の居る長野に行く。

 祖母の誕生日の荷物持ちかと思ったら…祖母に夏樹の婚約者として紹介する為に連れて行ったのだ。

 祖母の家に行く道中に、多くの親戚にも紹介され、高学歴と言われて騙すのも無理と健二は首を横に振るが…。

 夏希の田舎でOZの事件に巻き込まれる健二。 夏希の初恋の人に会うし、健二は数学オリンピックの日本代表を目指すだけの少年だったのに、えらい事件の犯人にされたな。

 そんな始まりだった。

個人的な話をすると、細田守作品で、面白いのは分かってるけど、主人公の名前が嫌いな親戚の名前で見るのに萎えた。 いや、そんな事気にするなと思うかもしれない。だが、結構、大事だよね。だって、好きなキャラになる可能性があるキャラが、嫌いな名前だと苦しむよ。

 そこ、気にするところではないと、思うのだけど、結構、名前って重要だと思う。まぁ、それって、個人的な感覚ではあるけれども。

 話を、元に戻そう。とりあえず、この作品の、面白いところは、OZと言う仮想空間の世界間。

非日常的な世界が、この世界を面白くする。 それは、今後の世界かもしれない。 いやもう既に、アバターを使った仮想世界はいくつかあるのだと思うけど。

全人類ほぼが、この作品だとOZで暮らし(ログインし)OZ内で仕事もしてる。 アニメ作品(ラノベ原作)SAO(ソードアートオンライン)もそうだけど。 実際の今の現実世界は、情報過多で統一したオンライン世界の中にはなかなか居ないと思う…。 オンラインゲームだっていくつかある。

SAO(ソードアートオンライン)は今年2021年に映画化もする。 シリーズ作品だが、映画ではヒロインアスナの前日譚で、単体で観れる映画でもある。

 日本だと、オンラインゲームは荒野行動(スマホでも出来る?)やモンハン(パータブルゲームも)とかAPEXと言った処が有名と思う。ドラクエXとか。 あとは、人物との仮想空間での会話(チャット)メインでも無いけど仮想世界としても楽しめるのは、あつ森(集まれどうぶつの森)だろうか。

APEX(エーペックス) 通称、エーペは、アクションゲーム。 オンラインチャットしながら協力プレイ出来る作品。 PS、Nintendo Switch。実は無料(装備など?課金あり)ゲームで近年人気。

私もかつて、あつ森と(あんまりオンラインはしなかったが)、ドラクエXはした事ある。 やはりオンライン“ゲーム”になるとある程度、年齢制限が必要かなと思った。何故なら、言葉少ない子供が同じ言葉ばかり連呼してくるのも五月蝿い。 例えば、ンコンコ言ってくる様な事だ。

オンラインゲームをしてない人は、意味が分からないと思うし、理解に苦しむと思うけど。ほんと、そう言う処。

 あと、昼間に平日ログインしてると子供は学校は?と思うし(今はオンライン授業なのであまり気にならない事案かもだが)、夜中にログインしててもおかしいな親はどーしたってなる。

 ただ、オンラインゲームは、会話が出来る主なコミュニュケーションツールと言う手段と思うと…会話してて、会話に不慣れな人。子供大人って、チャットしてたら何となくわかる。

 ゲームでなくても、仮想世界はとして、ただ会話を楽しんだり、区間内を移動して冒険?みたいな感じで昔してたのが、PS(プレステ)での仮想世界。今は、無くなってしまったが、まぁそれなりに楽しかった。ゲームのキャラの衣装を買ったりして。 ちなみアニメのマクロスFの衣装(シェリル)を身につけたりした。 でもキャラが外国寄りでムキっとしてた。

PlayStation homeのアバターとアニメ『マクロスF』の衣装

 あとチャットしつつゲームも楽しめたのが、昔、namcoのときメモオンラインゲームでした。namcoとしては、黒歴史なのかな?ときメモのキャラで可愛かったし、ときメモが学校が舞台の恋愛シュミレーションゲームなので学校の部活入ったり。授業はクイズだったりで楽しかったよ。

 さて、日本でもこんなに現実世界で多くの仮想世界と言うかチャット機能も在りきの仮想世界はあるのに、これだけこの『サマーウォーズ』では、共通認識で巨大サーバーもあるであろう、OZという仮想空間。 しかも世界でほぼ1つの仮想世界として成り立ってるのがすごい。

 しかもアバターが各国仕様と言うか、様々なキャラのアバターがあるのは、完璧。 普通は、統一のキャラで容姿が違うアバターを作成する感じなのに。

 ちなみに、映画アバターの公開は、同年の冬。サマーウォーズが、2009年の夏でアバターが、同年の冬公開。 この仮想世界ブームのキッカケになりそうな作品は、それでも11年前の出来事なんだよな。

 世界の共通認識の言語も勝手に翻訳され、仮想世界で仕事もある、自由なキャラクターの仮想世界って、未だに無いのでは…。

 仮想世界=ゲームと言う認識もあるし、このアニメ作品のOZみたいな老若男女がやる世界なんて無いよね。(今の断言) 一応、今年2021年現在の、仮想世界の記事を上げておきます。→『今更聞けない〜仮想空間サービスが注目される3つの理由〜』(ITメディアニュース)

仮想世界より、仮想通貨が世界的には有名になった認識ですね。

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 さて、ここまで、仮想世界について語ってきたけど、そろそろ、『サマーウォーズの感想』です。

『サマーウォーズ』感想

 何度見ても、とにかく、お婆ちゃんのシーンで泣く。泣きすぎる。 私自身も、お婆ちゃんを愛していたから。

 誰だって、家族を祖母や祖父を愛し、大切に思う

気持ちはあると思う。 そんな気持ちが分からない天涯孤独な人が居たら、理解出来ない作品だと思うけど。

 まず、健二の声からして、神木隆之介の声とはね。もう、若い頃から声優さんとして活躍してる。

 ヒロインは夏樹先輩。でも、あんまり…女優さん、声優は上手くないよね。 そう言う声の人物と思えば、うん…まぁ。

 その2人だけでなく、お婆ちゃん、カズマも俳優さん達起用してますね。

 声優さん云々ではないけど…演出や脚本。だけど、夏樹先輩の声はね。ヒロインなのに。

それに、貞本絵なのに、あんまり可愛くないですよね。 貞本さんのキャラクターデザインと言えば、エヴァ。ほんと、可愛いですよね。 幼少期貞本キャラも可愛い。

 けれど、この作品に関しては、子供のキャラが可愛くないですね…。 要は夏樹先輩と健二なので、良いかと思いきや、その主メンバーすら、可愛くない。

 結構、色々残念な作品ですけど、当時としたら、映画アバターや仮想世界が流行る前ですから、斬新だったと思います。

 そのストーリーが良いですね。声は置いておける位、話しが…良くは出来てる。

 OZと言う仮想空間のサーバーは?各国に拠点あるなら各国の管理者は?何も出来ない位、侘助がプログラムを書き換えられるって事???

 凄腕のハッカーがこの世に居るのなら、そのたった1人のハッカーに確かに仮想世界も壊されるかもしれない。

 だが、事件発生から半日と数時間は経ってる。(健二が暗号を解いて送ったのは夜だったと思う)故に、そんな半日で犯人は特定出来ないのだろうかとは、思った。

 ただの日本だけの出来事じゃないもの。世界が壊れる程の出来事で、結構時間が経ってしまってる。と言うことは、普通は各国が躍起になってハッカーを探せるのでは?

 と、思ったら、やはりアニメだしファンタジーなんだよな。この国だけで済んでしまう出来事。周りは傍観者。 

 最期、この国がと言うか、陣内家が終わるかもしれない終わりかたでも、その前にOZ内で戦う時のコイコイするのに、アバターが足りない時…。

 他の国のアバターは自分のアバターを使ってくれ…と申し出る。 お婆ちゃん世代は仮想世界をやらないけど、多くの中年層まで世界で利用するアバターがいる仮想世界。

 ………もし、OZ内で負けたとしても、アバターなので、誰も傷つかないんだよね。 ただ、多くのユーザーが居すぎるので、仮想世界に住んで、遊ぶ感覚だけでなく、働いてもいける環境。

 大規模な経済力が失われるんだよね。OZで負けたら。

 それを救った陣内家は、お婆ちゃんをOZのシステム壊れて心肺をスマホ連動してる機能が止まったかもしれない影響で、亡くなった。お婆ちゃんは失ったけど、笑ってお別れしたと言う話し。

内輪話というけど、スケールは大きい。

 失ってはいけない…その物語が、ここにあった。

家族愛というね。 あと、世界を見れば内内だけでなく、助けてくれる人もいるよと言う事。

 諦めない事、信じる事はお婆ちゃんが教えてくれたと思う。

 そういう、作品。ハートフルストーリー。夏に見たい映画。

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