木村拓哉・長澤まさみ主演『マスカレード・ナイト』ネタバレ感想

2021年9月17日公開作品。

木村拓哉・長澤まさみW主演の、東野圭吾原作小説『マスカレードホテル』続編。

2017年原作小説の待望の映画化ですが、前作‘マスカレードホテル’は、先日(番宣もあり)地上波で放送したばかりですね。

 其れを受け、多くの人がこのコロナ禍でも足を運んだのでは無いでしょうか? 自粛解除、2021年9末前にも、盛り上がりを魅せた一作だと思います。

 私は、10月5日火曜日にTOHOシネマズ池袋にて、視聴しめした。ドルビーデジタル(凄い音響)のスクリーンにて。TOHOのポイントカードを持ってたのでサービスデー料金で見ました。

 さて、冒頭、始まると池袋らしく、途中入場がチラホラw。中には芸能人らしき人達(女芸人?)も入ってきました。 まぁ、本編前の途中入場なら、まだマシかなと。

 『天気の子』の初日なんて、グランドシネマサンシャインに見に行った時は、本編開始してから結構な途中入場+本編始まりでスマホ勢が結構いました。 う〜ん、さすが池袋。迷惑。

 さて、いつも私の映画感想ブログでは、ネタバレありきですけど、今回は…犯人を濁して書こうかなぁ。性別だけお伝えしようかな。

 とりあえず、記憶を頼りに書き出してみます。

映画『マスカレード・ナイト』感想

 まず、冒頭、あまり本編に関係なさそうなキムタクのタンゴから始まりました。

 主演の木村拓哉が警察官と言うこと、もう1人の主演の長澤まさみがコルテシア東京のホテルマンで、前作“マスカレードホテル”同様、ホテル内で時間が起こる事。その事件が冒頭、描かれます。

物語を紡いでいく合間に、そのキムタクのタンゴシーンがチラホラ出ます。

 警察官の会議のシーンで「練馬区で起きた殺人事件」と言うセリフが耳に入りましたが、その練馬区〜前に何か言ってた気がしますが、本編途中入場がいて、聞き逃しました。(あんまり物語の重要なキーワードでは無いではなかった様ですが)

 本当に、途中入場も嫌だし、最初のシーンの初めのセリフはハッキリ聴き易く話して欲しい…。

 話しは逸れましたが、その警察官の会議の中にはキムタクは居ません。 合間に踊ってるシーンは、キムタク演じる新田刑事の休日のダンス教室での出来事だったからでした。

 ダンス、凄かったですね。ダンスインストラクターを演じるのは、中村アン。最初、シルエットからダンスがスタートするので誰だか分かりませんでした。

 見事な迄のダンスシーンを魅せてもらいましたが、新田さんは、年末に起きるホテル・コルテシア東京での事件で呼び出されたました。

 ホテルにはフロントからコンシュルジュ担当になった山岸さんが。

コンシュルジュとは、お客様の御用聞き。ホテル内の事でどんな内容でも考えて解決へと導く人です。 

新田刑事に再会する前に、もう既に、ホテルの宿泊客の無理難題、肖像画や顔が見える看板が無い東京タワーが見える部屋を予約したと言う客(貝塚・高岡早紀)の要望に応えます。

 その看板が、前回“マスカレードホテル”で何処に出てた?と噂のウォーリーを探せ状態の明石家さんまが看板でした。今回はちゃんと、出てましたね!

 ホテルでの、仮設の捜査場から出て野暮ったい髪もカットしたホテルマンになった新田刑事と、山岸さんが良いタイミングで顔を合わせます。

 以前、潜入捜査でホテルマンを演じた新田刑事は、フロントに現れた際に山岸に会って会話するも、お客様が通れば、ホテルマンに早変わり。

 ただもう、板に付いてるホテルマンっぷり。

大体において、癖のあるお客様は、冒頭に出てる人は特に犯人では無い事が多いですよ…。 前作“マスカレードホテル”でもそうでした。

 ホテルの潜入捜査では、ホテルマン新田刑事の他にホテルのドアマン関根(泉澤祐希)もお馴染みのメンバーでいます。

 今回はコンシュルジュ山岸に絡む…と言うか海外のコルテシアに推薦された山岸のライバルとして、コルテシア横浜から1年半前にきた氏原(石黒賢)もいます。

 まず、冒頭の練馬区で起きた殺人事件の目撃者からの通報で、次の事件が起こるのがホテルコルテシア東京だというのです。

 ホテルマンとして、山岸はこのホテルを守りたい。それは、ホテル支配人の藤木(石橋凌)も同じ気持ちです。

 そして、殺人犯を捕まえ、ホテルの安全を守りたいというのは警察官も同じです。捜査一課係長稲垣(渡部篤郎)も、捜査一課管理官尾崎(篠井英介)もこうして、ホテルに臨時の捜査室を設け指示出ししてるだけでなく、ホテルの支配人や部長に頭を下げ、捜査に協力をお願いします。

 ただ、捜査が困難になってしまうのが、次の事件が起こるのが、ホテルコルテシア東京の年末に行われるカウントダウンパーティーが、仮面パーティーだと言う事。

 仮面を捨てさせ、素顔を見せてもらい犯人が居ないか、事件起きた現場の防犯カメラなどの写真と照合したい。だが、ホテル側からしたら、お客様を守る為に出来ない。

コンシュルジュ山岸のライバルの、フロント氏原は、新田刑事のホテルマンぶりを目の当たりにしつつも、ホテルマンとして接客をさせない。

 その事も、事件の妨げになります。

対立するのは、ホテル側vs警察になってしまう。同じ方向を向かないと、ホテルには被害を出さない様に容疑者を確保出来ないのに…。

 そのもどかしさに、ハラハラします。

前作の‘マスカレードホテル’でも、その様な描写はありましたが、安全を守りたいのはホテル側もそうなのに、氏原の考えかたや言動が混乱を若干招いたとも言える。

 ただ、氏原も前回の事件を知らないので、何とも言えないとは思うが、“ホテルマンと言う枠に囚われた真面目なマニュアル人間”を描きたかったんだろうなと思いました。

 そんな中、警察も妥協出来ず、なんとか捜査一課管理官の尾崎がホテルに頼みに行くと言ったシーンは、良い上司なんだなと思いました。

 あと、後に、通報者が分かった時には能勢(小日向文世)が優しく問いかけ、時間がかかる取り調べに、未成年の通報者に、サッと飴を渡す捜査一課係長稲垣も萌えます。 

前作マスカレードホテルでも思いましたが、この物語の警察官は、皆、嫌なヤツは居ない。

必死に事件解決をしたいと言う真面目な警察官ばかりです。

 さて、話しは飛びましたが、もう、仮面舞踏会という事で、皆が、怪しく見えます。

 ただ、犯人は誰か?!怪しい人は既に匿名だったり、宿泊を偽装したりしてるので、ヒントは出てます。

 伏線は回収され、中では、容疑者かな?と言う1人に浦辺(博多華丸)がゴルフバッグを持って現れます。

 新田刑事は、浦辺にきた郵便物を2人一組で届ける際に、練馬事件の被害者がトリマーの事から、浦辺の服に付着したペットの毛を押収。調べます。

 本宮(梶原善)はホテルの客になりすまし、浦辺にペットサロンの待合室で会ったと接近。

 他にもたまたま愛人とも同じホテルで年末を宿泊する事になった曽野(勝村政信)とその妻(木村佳乃)と子供。

 1人で宿泊したのに、夫婦で宿泊を装う仲根(麻生久美子)。

みんな、怪しく見えます。

 犯人は、このホテルに泊まり、カウントダウンのパーティーチケットを持ってる人であろうが、パーティーのチケットを持つはずのない浦辺。

コンシュルジュ山岸に無理難題ばかりの絡んでくる客 日下部(沢村一樹)もパーティー参加をして、場が混乱します。

 新田刑事の元相棒能勢は、似た事件を探り、何度も新田刑事に、報告。 能勢もパーティーに参加して、犯人を追う。

 ヒントは、被害者は、練馬だけでなく、能勢が調べた処によると、過去にも似た事件があり、どちらもロリータの服を着せられてるという事。

ロリータ服を着せられた被害者は、いつも感電死させられるという事。

 山岸は、毎回、新田刑事に信頼をされ、能勢にも事件の概要を聞く。 その中で、犯人は、交際相手で二股をかけられていたから、犯人が浮かび上がらないのではないか?と言うヒント。

 そして、物語は終盤…ロリータ服を着た客を追いかける山岸。 新田刑事は、仮面舞踏会で、仮面をしてても、過去話した宿泊客と分かり、ダンスを誘う。

 その仮面の下の目は、新田刑事には“外国ではダンスは男同士でと踊りますよ”と誘われて踊っていたがよく見れば、マスカラなどしてる様子。

 その犯人とは…1人宿泊客を装ったあの女性 仲根だった。 そんな彼女は、彼女ではなく、『彼』(仲根は偽名。本名は森沢光留)として、いつも被害者に接触してた。

 そう、心は男性のいわゆるトランスジェンダーだった。(原作では男でありながら男嫌いで、性別を超越した存在らしい)

 “彼”は美しい容姿ながらも、双子の妹が自死した後、苦しみ、‘妹’の変わりを探していた。

 妹世羅 は、レイプされ、警察に取り調べの際にセカンドレイプ(無理やりに事件の経緯を詳しく聞かれる意味。原作では、レイプを『犬にでも噛まれたと思って』と言われた様だ。)され、“彼”の前で自殺した。

 ‘妹’の変わりを探し恋人になるも、違うと、練馬と過去の事件合わせ2人、殺した。(原作では、妹になりきれない恋人、そしてロリータファッションは強制ではなかったかもしれないが、彼女用に携帯電話を与え洗脳の様に付き合う。だがいつも、選んだ女は男性を求めてしまう様で別れる事になると殺した様だ)

殺しかたは、自死した妹を思い出したくないと、タイマーをセットした感電死。(原作では感電死を選んだのは美しいからと言う理由もあったとか。 でも、実際の感電死って、液体全部出るんじゃなかったかな?)

 そうやって、色んな混乱を招いた挙句、コンシュルジュ山岸と、第3の妹に見立てたロリータの格好をさせた彼女…曽野の愛人をも、タイマーにかけ、殺そうとした。ただ、山岸達は、コンシュルジュ山岸が、時間に捕らわれない様に行動してるホテルマンでありつつも、祖母の形見の遅れた腕時計により、回避出来た。

 ただただ、何故、この事件を起こしたかは、分からない仲根と名乗る“カレ”は、実妹のセカンドレイプした警察への復讐だけだったのか?動機としては、彼からしたら充分でもあんまり、この映画だと伝わらない…動機不十分だと思った。

 本当に…終わってみれば、犯人が分かって良かったものの、警察を恨み、事件を巻き起こす時に、他人を妹に見立てて恋人と別れようとすると、次々殺した。

警察への復讐と言うのは分かるんだけどさ。

映画は、まぁなかなか面白かったと言うのはあるけども。犯人が意味わからないな〜ってのはある。

あと、このコロナ禍によく、仮面舞踏会の500人パーティーを撮ったなと言うのはあるけど、実際、パーティ会場にはごちゃごちゃしてるけど、引きの画で500人に見えるなんてシーンはなかったな。実際に、500人は居なかったと思うんだけど。

 このコロナ禍に入り、いつもこう言う大人数の映画よく撮るよなって思う。今じゃなくても良いのでは無いかな?と。ただ、“マスカレードホテル”上映が2年前の2019年で、ちょうど良いんだよねタイミング的には。もっと遅いと、風化する。

あと、今でもう、主演の2人がいくら芸能人で格好良いとは言え、もう見た目がこの先続編作るとしたら無理めになってく。 原作ではちなみに新田は30代らしい。キムタク私よりちょっと年上なので…アラフォーどころか四捨五入したら、アラフィフだ。原作と随分、違う。

 だからこそ、今でないと作れない作品だったのだろう。でも…な。多人数の作品だと毎日の様にPCR検査して大変だったろうな。

 そんな事を思う作品でした。 伏線回収も解ったし、何より、コンシュルジュ山岸が祖母の形見の時計をしてたから、タイマー式の電力で殺す殺人を阻止出来たというのは見てて、終盤に‘そういう事か!’と声に出してしまった。(※一応、周りに誰も居ない席でした)

 うん、面白かった。性的なイヤなシーンも殺人のキツいシーンも無い推理映画って珍しいかなと思うんですけど。話し的には、自死したりとか最初の練馬殺人の話では死体が写真で出てはいるけどね。キツい映像はないです。

 コンシュルジュで思い出したのが、私が10数年前にドンキ・ホーテで働いてる時に、コンシュルジュ制度をドンキで初めて、ドンキではコンシュルジュになったのは元お水か主婦かで募集。結局、残ったのは、元水商売の女達でレジもせずに接客(個別なお客様の御用聞き)をしてて、ソイツらがレジもやらない係ではあるが売り場の此方側バイトと対立。私は、それキッカケで辞めたの思い出した。

 本当に、コンシュルジュ制度なんてホテルではあるけどやめて仕舞えば良いのにって思った。お客様の要望に一人一人100%答えなくて良いと思う。 客はお金分の対価を与えられる制度だと思うけど、密着して応えると付け上がるだけだと思うし。

 あ、12年も映画館のスタッフやってて言う事では無いかもしれませんが。でも、警察沙汰になったり、警察勝手に呼ばれたりって勝手な客はいるので、其れに給料は見合って無いよ、ハッキリ言って。映画館スタッフは1,000円程度の時給だよ。事件に巻き込まれる程の仕事内容は違う。

 話し、逸れましたが、“マスカレードナイト”面白かったです。犯人の動機が甘いと言うかくだらない理由で殺人起こすな巻き込むなって感じはありましたけど。

お馴染みの良い音楽。 あ、最期のマスカレードナイトのエンドロールで流れたイメージボードが良かったです。 ホテルマン山岸と新田刑事のラブロマンスはなかったな。前作のマスカレードホテルでは、2人の熱い職業への想いは良かったけど。今回、無かった。

 そう言えば、田中みな実出てたのって…あんまり思い出せないわ。 痛客を演じた日下部(沢村一樹)については、何も言いません。何となく、終盤に向けて正体は分かってきますからね。

でも、楽しかった。これ、舞台になったロイヤルパークホテルに泊まりたくなりますね。

マスカレード・ナイトのファンアートです^_^ 長澤まさみさんを若干、若めに描いてしまった…。 キムタクは、タンゴの格好良さが良きでした! やはり、キムタク、アイドルです。 歌って踊ってて欲しい。

評価 :3.5/5。

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