『ラストサムライ』感想 地上波・午後のロードショー2022.05.03

2003年作品

2003年作品。アクション映画。 戦争映画で、実際の戦争を軸にサムライをリスペクトした作品であろう事は明確。 だが、ながらで見てしまった故にあまり頭に入ってこなかった。

 …と言うか、戦争映画自体、苦手である。何故なら…戦争は好きでは無いから。歴史的に見ても繰り返される事ではあるが、この国は被爆国であり、容認してはいけない。憲法第9条にもある様に、戦争に参加する国ではもう無い筈。

 そんな歴史を経ても戦争映画を好きだとか言えないし、日本人で戦争映画を好きな人はあまりいない様に思うのだけど、どうでしょう…。

 アクションだから好きとか、銃が好き、武器が好きと言うかたなら片っ端から戦争映画を見るのでしょうか…。分かりません。 ただ、古い戦争や西部劇にしても、十中八九、馬が出てきますね。ラストサムライにも多くの馬が出てきました。

 近年、このコロナ禍で競馬を趣味としている私ですが、馬が可愛くて仕方ないので…こう言う古い戦争映画だと、乗り物として馬は大活躍な訳で、多くの馬が出ました。 一方、騎馬隊で争った時に馬が傷付いて倒れるのではと言う怖さはありましたが、その様なシーンは無く、安心しました。

さて、あらすじと感想を書いていきましょう。

『ラストサムライ』あらすじ

イザナミとイザナギが日本と言う国を生成した。建国以来、剣に篭る魂を信じる心と、西洋銃が入ってきて、サムライは絶たれる時代に入ろうとしていた。

 南北戦争のアメリカ。北軍の士官ネイサン大尉は南軍やインディアンと戦う。戦いの最中、老若男女問わずにインディアンを無差別に殺す。命令とは言え、ネイサン(トム・クルーズ)はそのやりかたに悩まされ、軍を離れる。

除隊後週25ドルでウィンチェスター社と契約。戦争の英雄として雇われるも、やってられないネイサンは酒浸り野日々になり、ウィンチェスター社社員も見放したい位だった。

日本の大臣オオムラ(原田眞人)はベンジャミン・バグリー大佐(トニー・ゴールドウィン)を介し、戦場の英雄を軍隊の教授職として雇いにきた。大金のオファーに僚友ゼブロン・ガント軍曹(ビリー・コノリー)と共に日本に向かい、軍隊を指揮する。

そんな中、不兵士族の勝元(渡辺謙)が列車を襲ったと言う情報が。ネイサンが教えていた兵達は、まだ未熟だと争いに行くのを拒んだが、出動を命じられる。 案の定、戦ったものの、散々な結果になり、ネイサンは捕虜になる。

ただ、勝元はネイサンを殺さず、妹のたか(小雪)に手当てさせる。 ネイサンは村を歩き回ると、チャンバラをしていたり、村で平和に暮らす人々。

そこでサムライのリーダー格 氏尾に会い、手合わせをするが、惨敗する。 ネイサンは反乱軍であるこの村にサムライを感じていた。また、勝元達も捕虜で生かしたネイサンに不思議な魅力を感じていた。

勝元の息子 信忠(小山田真)の村で生活するにつれ、子供達は心を開き、ネイサンも惹かれていく。 たかも、最初は外人の臭いにすら兄に文句を言っていたが、次第にネイサンに心を開き、ネイサンも反乱軍の村の仲間を殺した詫びをし、たかも赦す。

次第に、氏尾にも手合わせで引き分けにもなり、村の男達の信頼も得る。

 そんな中、村の祭りが行われる。村には村人に扮しオオムラが向けたと思われるスパイが、祭りの最中に襲い掛かる。ネイサンは信忠と其れを阻止すべく戦い、ネイサンは確実に村側の味方に。

やがて春になり勝元は政府のに呼び出され、政府の元に向かう。その中にネイサンも。 通訳・写真家をしていたサイモンネイサンを見かけ、はホッとする。東京でネイサンが見たものは、ネイサンが最初訓練をしていた軍隊だった。今では、立派に形成されていた。

ネイサンは街で信忠の髷を切り落とす場面に出くわす。 また、ネイサンがオオムラに狙われる。 一方、勝元は元老院に戻るが、刀を指していくとオオムラに抜刀令の元、刀を捨てる様に言う。

勝元は明治天皇(中村七之助)に刀の処遇を問うが、気の弱い明治天皇は答えず。元老院はオオムラ野言いなりであり、誰も逆らえない。勝元は謹慎させられる。

ネイサンはオオムラからの不兵氏族討伐軍の指揮官就任のオファーを断り国へ帰る準備をするが、オオムラからの刺客に襲われる。 勝元は信忠に助けられて、元老院を追われ政府VS勝元達の反乱軍の構図に。

反乱軍…抜刀をしたくない軍隊VS政府軍、新しい武器、銃を使った軍の日本の中で戦いが始まる。

『ラストサムライ』感想

 興味ないけど、一生懸命見ました。あまり、内容が頭に入ってこなかったけど、様は抜刀令が出てるにも関わらず、勝元と言う元老院にもいた男が、最後のサムライ魂を身を賭して生きていく話に、ネイサンと言う外人が理解を示し、日本を感じたって話しですよね。

日本の事を思う外人が“サムライ”をリスペクトして作った作品であろう…。其れを、渡辺謙達、多くの日本の役者にも日本とはと聞いて実現した話しだと言う。 あと、刀=サムライ魂と言う構図ね。

ネイサンが刀を持ってる構図は、刀好きな外人には憧れでしょうね…(画像IMDbより)

最後に敵味方関係なく、サムライの心を感じ勝元役渡辺謙が倒れた時には、皆、土下座って…と思ったし、この時代でも忍者いますか?とも思ったけども。忍者はいようがいまいが、製作陣からオファーされたそうです。

さて、ネイサンが村に行った時、たか役小雪や子供達に臭いと言われてた。外人臭い問題は、恐らく…今でもあるだろうが、お風呂に入らずシャワーだからワキガになるのでは?と、昔、同僚と話してた。

小雪の沐浴シーンもレアなのかも…(画像IMDbより)

 日本の心意気というか、其れを大事に描いてはくれたけど、戦争映画だからな…結局、あんまりガツンとこなかった。昔の日本の理想形と形であるんだろうけど。

馬はたくさん出てきた良いんだよね(画像IMDbより)

激しく同意する様なシーンもなく。ただ馬がたくさん出てきて良かったが。

外人には、迫力の戦闘シーンが良いのかもしれない。甲冑とか。(画像IMDbより)

『ラストサムライ』国内外の評価

日本だと、映画ドットコムで『ラストサムライ』の評価は3.5/5で、普通ですね。

外国だと、IMDbで『ラストサムライ』の評価は、7.8/10で高評価…。やはり、さすがに、日本の理想を描いただけあるよね…この映画は。

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