トレインミッション2018年作品が地上波ノーカットで蘇った話し

2018年作品。地上波ノーカット放送!土曜プレミアム、フジテレビにて、放送なので、見た。 見た気がするという事は、劇場で見たと思う。レンタルをした記憶ないので。

 主人公マイケルは、元警察官だが、今は保険屋。毎日同じ列車に乗る。 その日も、列車に乗って出勤した。保険屋は齢60にして、突然解雇。 妻に、息子にどう話せばいいのだろうか?マイケルは悩んだ。

 そして、次の日も同じ、通勤電車に乗った。そうすると、ジョアンナと言う女に話しかけられる。新手のナンパの様な、話しかたにマイケルは、?と当たり障りない会話をしていたら、ジョアンナは「私も既婚者よ」と、告げた。警戒しないでとばかりに話し出すが、話す内容が、段々おかしな内容になる。

“この電車の乗車客の中から、終電に着くまでに、盗品を盗んだカバンを持った人を探して欲しい、名前はフリン”と。報酬の場所だけ示し、ジョアンナは、降りる。 マイケルは、訳もわからぬまま、ジョアンナの指定した報酬の一部を取りに行く。

 本当に、車内にジョアンナの言う報酬の一部があった。 マイケルは退職でお金がなくなった今、喜びが。だが、わからぬまま戸惑いもあり、仕方なく、人探しをする。 ヒントは、最終駅まで行く乗客、カバンを持ってる、名前とおぼしきネームがある。 常連だらけの乗客と、乗務員を除いて、マイケルは、人探しをする。

 だが、なかなか見つからない。外国のその、アメリカの電車は、切符に行先の印として、切符を切っている。(昔の切符は全てそうだったが) そして、それを手掛かりにと、顔見知りの乗務員を味方に探す。 そして、事件性があると、元警察官の血が騒ぎ、人探しの一方、顔見知りの乗客にと携帯で助けを求める。すると、それを何故か見透かされ、その乗客は降りた先の道路で車に轢かれてしまう。

 何人か怪しい人物を絞れたものの、それは、FBIも絡む事件であった。犯人は何が目的なのか。ジョアンナが最初言うには、“盗品を盗った人物なので”と言ったが、顔見知りの常連客に続き、FBI捜査官までも次々、殺していく。

どうやって、犯人は、彼を知り、彼に託し、その人物を探させるのか。目的よりも、彼マイケルの動作を見られて、先に行動に出るかの様に、協力者を殺すのは、どの様な手段なのか。 紐解く手が見えないまま、物語は終盤まで訳のわからぬまま進むのだった。

最終的に何が目的で、どうなっていくのか…。その目的の終着駅に辿り着けるのか…辿り着けぬまま、実は終わりを迎える。 マイケルは、無茶振りで、乗務員の手を借りたりしてる内に、疑われるし、他の乗客の通報により、最寄駅にて警察に調べられようとする。 だが、マイケルは苦戦しながらも、切り抜けていく。

最終的に、ジョアンナとのやり取りがあった事を最終車両で話す。 最終車両に皆を集める為、エアコンを壊したのだ。 そして、半ば、予想も入れて言う。そう、推理だ。此処まで、ジョアンナの先の見えない組織が、人をいとも簡単に殺すのだから、何かある!と。

 「恐らく、探してる人物は、殺人現場に居合わせた。その人物を見つけ出し、殺したいが為に、俺に探させた。」と。 最終的に絞った中に、ピントのフリンと言う人物は、小説を読んでる女性が、その本を持ってる事に気付く。フリンと言うヒントは、その女性の名前では無かったのだ!

 マイケルは、事情をその目撃者に話したが、最終駅まで電車は着かない。暴走する列車。何とか、列車を切り離し、最終車両にいたマイケル達の車両は宙を舞う!その時、マイケルだけ、放り出されそうになり、危うく、切り離した車両にぶつかりそうになると言う最終シーンのアクション! それだけでは、犯人はわからないし、終わらなかった…。

 何故、マイケルの行動が把握出来たかは、乗客に内通者がいて、マイケルと同じ様に報酬をもらい、動いていたのだ。ただ、マイケルの様に、目撃者を特定出来る頭もない為、マイケルを終始見張る形で、ジョアンナに報告したので、最初に降りた常連客は犠牲者になってしまったのだ。そして、他ルートでフリンを探していたFBIもソイツにやられた。 ソイツは、なんとか撃退したものの、他に内通者がいると、判明。 

 周りからしたら、マイケルが乗客を人質に取ってる様に嵌められた。 だが、マイケルは既に乗客皆に、状況を説明していたので、真犯人が分かった後でも、乗客全員が協力し、犯人を捕らえる事が出来たのだ。 だが、戦いはまだ、終わってなかった。 人質にいつの間にか取られてたマイケルの奥さんと息子は?と、言うと、殺人の目撃者フリンを探してる件で、他の警官及びFBI等が犯人を探していたから。他の犯人も捕らえられ、奥さんと息子は無事。だが、1番最初に接触してきたジョアンナは?

 まさかまさかの、連続で、推理してる暇も与えない様な展開!そして、主人公マイケルと犯人達のアクション!トレインを巻き込んだまさに、大型のアクションシーン。 手に汗握る展開が次々にやってくるので、急に傷付いたり死んだりするので、声が出てしまう。

 本当に此れは…面白い推理劇だ。 それに、考えて、行動し、また、推理して。 先が見えない何かとずっと戦ってる推理アクション映画! これは、流石に星5の作品!

主演を演じるのは、リーアム・ニーソン。 数々のアクション映画に出演。もちろん、96時間シリーズも見ました!有名なのは、シンドラーのリストですが、私は其方はまだ、拝見しておりませんので、発言は出来かねます。 今年、スノーロワイヤルは、見ましたが。

ニーソン自身、この映画の主人公と同じ、60歳代で、この映画を撮ってますので、年齢的には同じ気持ちだったでしょう。 ニーソン、カッコ良いですよね! さて、この映画の原題がthe Commuterという事で、=通勤者なんですよね。 

邦題‘トレインミッション’は的を得てるかもしれませんね。原題だと、B級映画感ありますし。 私はおもしろいと思ったのですが、外国では、評価は低かった様ですよ。わざわざ、映画館に足を運ぶ事ではないとの事みたいで。 多分、本国なら広い土地なので、場所を選ぶ映画かもしれません。映画は、娯楽作品なので、何も考えずに観れる映画や、主人公に感情移入出来るなら、まだしも、こういう推理ものは、頭を使ってしまうと思うので、“娯楽”とか“気軽”では、ないですね。

故に、本国だと、評価は低いのだと思います。 ただ、日本人も、そう言う気楽に観れる映画は、好きだとは思いますが、日本人て、推理もの好きだと思うんですね。「名探偵○○」とか、警察物とか、日本の作品が多いので日本向きだと思います。 今回、2年前に公開された映画がこうして、地上波で、しかも有難い事にノーカットで見られて、本当にラッキーだと思いました。 今、世間では現在がパンデミックの日々が続いてますが、何も考えずにいるわけではなく、何か考えるキッカケとしても、娯楽としても、映画は、大切なんだなと、改めて思いました。 フジテレビさん、ノーカット放映してくれて、ありがとうございます!

 

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