劇場短編『マクロスF〜時の迷宮〜 』劇場版『マクロスΔ 絶対Live!!!!!!』ごりごりのネタバレ感想だかんね 2021.10.16

2021年作品

2021年作品。

劇場短編『マクロスF〜時の迷宮〜 』と劇場版『マクロスΔ 絶対Live!!!!!!』同時上映。

同時上映とは思わなかった。TOHOシネマズ池袋で鑑賞。

劇場短編『マクロスF〜時の迷宮〜 』あらすじと感想

前作劇場版『マクロスF〜サヨナラノツバサ〜』続編。 マクロスF自体、TVアニメ版と映画(劇場版)の終わりかたは違う。 マクロスFのTVアニメ版最終回は、主人公アルトが最後の戦いの場から帰ってきて、シェリルとランカに向かい入れられる。恋愛の決着はない。

一方、『マクロスF〜サヨナラノツバサ〜』だと、アルトはシェリルを選ぶ。選ぶどころか、幼い頃にアルトとシェリルは会っていたと言う設定。 サヨナラノツバサの終わりかた、思い出せないとこの映画の意味が分からないと思う。

劇場短編『マクロスF〜時の迷宮〜』あらすじ

 今回のあらすじは、ランカ・リーが未来…マクロスFのサヨナラノツバサ後の未来。Liveで始まる。 ランカはシェリルとアルトを思い出しながら歌う。

 兄オズマと美星学園の同級生の友達(ミハエル・クラン・ルカ・ナナセ)と、ランカのお腹に響くフォールド派が古い遺跡と共鳴する。 ランカは度々、サヨナラノツバサの後にアルトがいなくなりシェリルが眠り続けてるのを気にして、戦後もフォールド派がある地に足を運んでいた様だ。

 (短編なので、この遺跡に度々訪れたのか、遺跡の様な場所に行ってたのか説明不足ではあるが。)

遺跡の地で祭壇の様なものを作るランカ。 遺跡の近くにクロスを引き、その上にシェリルのマークモチーフ(ハートの形)と、アルトを想い紙飛行機を置く。 

遺跡がその時、動き出す。ランカの身体の中のフォールド派が反応し、遺跡の中に駆け出す。ランカを追いかける兄オズマ。 だが、ランカは遺跡の中に消えてしまう。

 ランカは1人。フォールド派の反応で前作‘サヨナラノツバサ’で消えたアルトを感じ、眠り続けてるシェリルも感じる。ランカは歌う。 眠り続けるシェリルも病室?で反応する。

2人の歌がまたフォールド派を広がる感じ。プロジェクターに映し出されてる様にアルトの姿が現れる。 恐らく、歌を届けに行き最終決戦先で行方不明(宇宙に漂う)のアルトは生きてるとランカは確信する。

過去、シェリルとランカ2人で街の路面電車で歌い、警備のブレラをよそにアルトを誘惑する様に歌って居たのを思い出して…。

ランカは、2人が帰ってくるのを諦めない!

劇場短編『マクロスF〜時の迷宮〜』感想

 さて…終わりかたはランカは、“2人を諦めない!”と意気込んでる。が、なんか…前作サヨナラノツバサでは、アルトとシェリルの恋愛で両思いと分かり(しかもシェリルの初恋の様な)ランカは諦めるのに、今回、シェリルとアルト2人を諦めないと言う表現が、全く!

ランカは眠り続けてるシェリルより、アルトを諦めない!と言う様に感じた…。まだ空きのかなぁって気がした。前作があるので、受け取り方は観客それぞれだろうけど。私は、そう感じた。

 なんでよ。ランカ、しつこいなぁ。あと、今回の未来の世界には、本物の兄のブレラは出てないよね?ん…どこかに出てたかな?

 絵柄画質が本当に、久々のマクロスFだが、綺麗ではあるんだけど。でも…短編だけあって、あんまりそこまで感動とか無い作品でした。 ただ、マクロスFが大好きで、この作品だけ見れば良いって人もいて、同時上映のマクロスΔを見ずに帰った客もいました。

映画としては、星2くらいではないでしょうか…。 話しがあんまり-初見の人には分からないでしょ。マクロスFを久々に見る人たちにとって、感動はあったか不明。

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劇場版『マクロスΔ 絶対Live!!!!!!』感想

2021年作品。2021.10.8公開。

『マクロスΔ』の映画自体は、2作目。前作の『マクロスΔ〜激情のワルキューレ』(MX4D)の感想と、『マクロスΔ〜激情のワルキューレ〜』(レンタル)も感想書いてます。

さて、マクロスΔ絶対Live!は西暦2068年の話。ウィンダミアと新統合政府の争いは、戦術音楽ユニットワルキューレのお陰で鎮圧。 停戦記念ライブを、ウィンダミアで行う事になった。

フレイアの故郷…ウィンダミア。フレイアは言わば、ワルキューレのオーディションの為に密入国した後に帰国する。また、余命の短いウィンダミア人で、フレイアはお見合いをする事になっていた。其れを逃げ出し、念願のワルキューレに入り停戦。超時空シンデレラ的な存在になって帰ったものの、村の村長に怒られるとビクビクしてた。

フレイアはデルタ小隊と村に帰った。村に友達にハヤテとどうなの?なんて冷やかされた。2人は抜け出し、フレイアの林檎の木へ。ハヤテと語る。そして、ハヤテからの告白。

 村にまた襲って来た何者かの船団。ワルキューレはまた戦う事に。此処までは、読める展開。

ただ、全く読めないのは、マクロスΔ映画公式ホームページでも公開されていないワルキューレと対抗してるメンバー。 映画観たら、闇キューレと解った。

ワルキューレの事を分析し解析した結果、フォールド派を出せるホログラムの闇キューレ。

そんなのと対抗する為に、デルタ小隊のいるマクロス船団では敵わなく、ミラージュのお爺様…初代マクロスのエースパイロット マックスの乗るマクロス艦隊が手伝いに来る。

 マックスは一緒に戦うがまだ、勝ち目もない。ウィンダミアのエースパイロット達も協力もするが、無理。インメルマンダンスをバルキリーで操作するハヤテに引導を渡すべくマックスが、模擬練習を行う。

 力を徐々に付けたハヤテ。告白を保留にしてるフレイア。そんな個人の葛藤でも戦争はどんどん進む。フレイアは寿命が短くなっていき、自分の国の司祭がこの戦いで“力尽き風になって消えていく”。

 戦いの中で、メッサーの軍役を退いて住む星まで来たり。その中で戦いがまた起こった時は、カナメのAXIAを流しながら対抗。

フレイアは、自分の身を挺して最後の歌に望む。 相手がたは巨大船団(過去の遺跡の戦艦?)と財力(各星を統治出来る様な財団の資金源ある)と技術力がある。戦艦の艦長は,元マクロス船団にいた人で、フォールド派の様なモノを船員の回復に使えないかと過去、進言。

だが、叶わぬ事が多く、舞台を辞め行方不明になってたと。そこで、今回の財団に出会い、過去の遺産のフォールド派を発する様な巨大戦艦に乗り、世界を我が手にすべく闇キューレを従えて来たそうだ。その戦艦の中には、動力源として、力がある何かをウィンダミアに持ち出した。

 此処で、ハヤテの父もウィンダミアに行った事があると発覚もする。ハヤテは縁も感じ、敵艦隊のウィンダミアから持ち出した何か巨大な力みたいなモノを回収する事を想う。

 結局、フレイアの重傷でありながら渾身の歌で相手を殲滅。敵艦隊の中にあった力はウィンダミアの力を持った赤ん坊(髪の処にルンが光り、髪型はフレイアに似てる)だった。フレイアの元に帰還するも、フレイアは、既に力尽きようとしている。

ハヤテはフレイアを抱き、フレイアが風の元に召される…かと思ったが、身体はそのままだった。

フレイアは、帰らぬ人に。数年後、ハヤテとウィンダミアで見つけた赤ちゃんが成長して幼女になっている。ウィンダミアの林檎畑で2人、暮らしてるのであった。

 …この作品を見て、ウィンダミア人の寿命が短いのは知ってたし、最近では‘鬼滅の刃’で主要人物が亡くなる。だから、今回、メインヒロインのフレイアが90%近くで死ぬなと思った。

一緒に行く夫に‘それはない’と言われたが、何故か確信みたいなものがあって、河森監督ならやりかねないと思ったからだ。マクロスシリーズはほぼ見てても(マクロス2はあんまり記憶なし)パイロットの戦死はよくある。

ヒロインが死ぬわけないと思うでしょ…。でも、殺すね監督なら。 ただ、今回、フレイアの身体が司祭様と同じ様に、風の元に帰って消えなかったのは、もしかしたら続編作るなら、フレイアの肉体を冷凍保存し、ウィンダミア人が短命で無くなる技術?薬?を数年後に開発して復活させる可能性がある。

フレイアが力尽きようとする時に三雲さんが珍しく泣いたシーンは、本当に私も泣きそうになった。三雲さん(JUNNAちゃん)が推しなので。

 もう、感想は本当に、1時間半くらいで新しいストーリーしなきゃいけないからバタバタだった。話し詰めすぎだよ、河森(監督)。 そもそも、〈初代〉マクロスでミンメイと一条ヒカルがくっつかない時から、監督を許してないから。

 この作品で分かったと思うけど、ペイント弾を使用した模擬練習の処も急だったし、どうなの?と思った事でしょう。このシリーズと言うか、マクロスのエースパイロット マックスが説明口調で全部語っていくのが速水さん(マックスの声優さん)が可哀想である。

 言葉で補おうとする部分が多いこの作品はどうなのって思う。作品はね…。河森は、歌い手を多くの3次元・2.5次元アイドルを生み出したとは思う。キャラクターの魅力はあるけど、恋愛毎は決めきれない節があるよ、いつも。

そう言う作品作りの人です。 感想は、以上です。

映画館特典は夫婦でもらった。マクロスFシェリル・マクロスΔ三雲 私の推しの2人でした

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