『踊る大捜査線 The Movie』感想

映画

1999.1に見たとメモがあるので、恐らく、公開からロングランだったと思う。 今の若者は、“踊る〜”は触り程度しか、知らないだろうか。 7〜80年代を彷彿とさせる、熱血刑事みたいなイメージだが、私もドラマをそこまで見てなかったと思う。

 音楽がエヴァっぽいと見てた覚えは、ある。 映画は98年10月からだったので、1月に見たと私のメモが間違いなければ、3ヶ月もヒットして、ロングランの上映だったと恐らく推測出来る。

 踊る大捜査線自体、本当にヒットした作品で、脚本家 君塚良一と、監督 本広克行との賜物と言えよう。脚本家は、“太陽にほえろ”から、映画“パラサイトイブ”まで手掛ける脚本家。私はよく知らないけど、ベテランだった。監督は、本広克行で、ほぼ、存じ上げないが、代表作は、この“踊る〜”と、アニメ“PSYCHO-PASS”だろうか。 大体において、この2人のタッグで!が宣伝文句の様だ。

TVシリーズでは、主人公 青島が、脱サラして警察官目指す処から始まった様な。そして、警官になり、刑事になり。無茶振りしたりで、成長するって話しだったと思った。 惜しまれながらも、TVシリーズは、終了。再放送もしてた。 

TVスペシャルもあった気がする。 織田裕二と、ライバルの室井さんがギバちゃん(柳葉敏郎)、そしてヒロインすみれさんが、深津絵里。ヒロインと、青島がくっつくかくっつかないか位の関係だった。TVシリーズが終わってから、待望の映画化!それは、もう、ファンも歓喜だったろう。

さて、映画自体は、“大誘拐”をリスペクトした部分が、多分、話題になったと思う。 情報量が多く…見どころが其れはあるので、他にも話題になった。主人公 アオシマとヒロインの恋、殺人事件の管轄の問題、いつものメンツのバタバタ劇、お馴染みカエル急便に変装して警察署内に入る犯人が?アオシマ死んだ?!大誘拐のシーン。そして、犯人は…。

 あとは、キョンキョンが兎に角、スゴい凶悪犯でサイコパスで、今見ても、多分、ドキリとする演技だろう。

見どころあり過ぎだけど、往年の大誘拐の映画ファン、又は、刑事ものが好きな大捜査線のファンは、どう感じたんだろうか?私は、面白かったとも、思うが…やはり、真面目な処で、気になった部分。 

マジで、打たれたら、動かしてはいけない。そして、フツーに警察なら多少、救護する事も講習されてるだろう。なのに、だ。映画の見せ場だからと言って、救急車を待たずして、連れ出す。 あぁ言うシーン、嫌い。

演出の為とは言え、事実とは異なるやりかただろう。ホンモノの警官でも、どんなに焦っても、救急車が到着するまで、動かさないと思うよ?

 また、大誘拐のシーンだが、この時、私は、既に幼い頃に“大誘拐”の映画を見ていた。幾らリスペクトして同じ構図をしてモノクロでも、大誘拐と同じシーンを持ってくるの、無理があったなぁ…とも、思うし、あまり好きでは無いかもしれない。刑事ファンなら、同じ刑事ものをくっ付けて〜とかで、嬉しいのかもしれないけど。 

当時、見てた時は、星5つ!と思ってたかもしれない。だが、今振り返ったら…3か4が良いところかなぁ。 この映画自体、確かお台場に見に行ったのだろうか。(当時のヴァージンシネマ?)思い出があるので…あまり、想いを悪くは思えないのだが。 何度も見て好き!と言う作品では無いので、機会があれば、フジテレビが再放送したら、見ますが、古いので、再放送はもうしないかなぁ…?

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