映画『天使にラブソングを』感想〜社会現象を巻き起こした映画〜

コメディ

1992年映画。日本公開1993年。ジャンルはコメディ。

金曜ロードショウ、視聴者リクエストNO.1。地上波放送って事で、見ました!

おお懐かしいなぁ。今見たら、古い感じは否めないが、未だに田舎にありそうな雰囲気。

まず、ヒロイン デロリスの回想シーンから始まった。 子供の頃、授業中わからない事でも、あてられて、答えられないどころか、先生を揶揄う様に歌うクラスメイト達。 先生は、「ロクな大人にならない」と、言う。 

 ネバダ州のナイトクラブで働くデロリスは、クラブのオーナーヴィンスの愛人。クラブでは、毎夜、歌っているが、全く売れない歌手でもある。 ある時、オーナーからの贈り物でミンクのコートを贈られるが、奥さんの名前の刺繍入り。オーナーに突き返そうと、向かっていた。その頃、オーナーは、マフィアのボスでもあり、裏切り者に事情聴取中だった。 裏切り者だと確定し、手下を撃つ。 撃った直後にデロリスが現れ、それを目撃。 

 部屋を後ずさるデロリス。マフィアの手下に追われるが、逃げ切り、警察へ。警察でクラブのオーナーが、部下を殺していたと、言う。警察官は、オーナーには、前から目をつけていた、実は、マフィアであり、あくどい事をしている。だが、状況証拠がまだ揃っていないので逮捕に踏み切れないと。

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 デロリスも、命を狙われるからm家に帰らず、匿ってもらえと、言われた。 デロリスは、反対するも、命がかかっている。 家には帰らず、刑事の1人が、良いところがあると、連れた先は、カトリック系の修道院。デロリスは、反対に反対を押したが、結局、シスターのフリをする事に。

 シスター メアリーとして、過ごすも、全くもって神道に触れたことが無いデロリスは、修道女には驚かれ、院長には悩みの種になる。 間も無く、規則破りに夜に抜け出したり、アイスを食べたり…だが、破天荒なシスターメアリーを前に、修道女達が興味を持ち、神に使えるとは、奉仕するとはと、勘違いをしながらも、仲良くなっていく。 

メアリーのその行いに、院長が怒りもするも、聖歌隊の指揮者に任命。 その修道院の聖歌隊は音痴の集まりの様だったが、デロリスが、持ち前の歌手としての天声を生かし、周りをまともな聖歌隊に変えていくが…。

 デロリスが指揮する聖歌隊なだけに、普通では終わらない!アーメン♪と言った一般的なものではなく、POPに歌い上げ、フリ付きなど、前代未聞な聖歌隊になったのだが、これが又、映画が上映した事により、流行ったのだ。ゴスペルブームを巻き起こしたし、実際の修道院にも影響をもたらしたと記憶してるが、古いニュースのソースが出てこなかったので、実際は、どうなんだろう…。 実際の聖歌隊が、ゴスペルやる気がしたのだが。

 さて、劇中、デロリスがマフィアのボス ヴィンスの部下に捕まった際、シスターメアリーとして振る舞ったデロリスのシーンが、笑える。 なかなか、「尼さんを殺せないよ」と言う部下。

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ヴィンスは、「形は尼さんでも、中身はデロリスだぞ」と言うが、まるっきりシスターとして、問うシーンは、見ものである。 そして、シスターメアリーを助けにいくが為に、院長率いる修道女達がヘリコプターに乗りたいが、拒否された時。 ヘリコプターのパイロットに「主よ、彼をお許しください」と、説法垂れるシーンも面白かった。

 そして、クライマックス…。ローマ法王が、シスターメアリーの指揮するゴスペル聖歌隊を観に来るシーンが、目に焼き付いている。 ローマ法王は、言わずと知れぬカトリックを率いる頂点。

 痛快コメディの決定盤 天使にラブソングを。此れは、何年経っても素敵な作品だ。星5。まさか、続編が出来るとは、思ってもみなかったが。ディズニーの実写作品というのも、教科書通りでは無い壁を打ち破る作品で良いと思う。 そして何より、主演のウーピー・ゴールドバーグを更に有名にした作品といえよう。 面白い事、この上無いので、鬱屈としたら、スカっとしたい時に見るのお勧め。

fun Art:sister act 似せる気なし…
映画『天使にラブソングを…』(画像:IMDbより)

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