スリリングな展開からの意外な結末!衝撃のサスペンス映画『search/#サーチ2』(ネタバレ)感想

2023年作品

2013年映画、シリーズものだが単体でも見れるドラマ。サスペンスでスリラー映画と呼ばれた前作も地上波に放送された際、多少カットされてたが放送されるが否や、人気を沸々と集めていたと思う。

そんな前作をレンタルし地上波でも放送し2回視聴した。前作の感想はこちら→『search』感想

2回目地上波感想→映画『search2』感想2

さて、今回も注目の“search”だがホームページもネット社会目線で面白いので掲載しておきたい。映画『search/#サーチ2』ホームページ

また、公式ホームページではsearch2のYouTubeや画像を使用して良いとの事なので余す事無く使わせて頂く。予告等見てないかたもこの評価も高い面白い謎解き要素もある作品に注目すべく、まずは予告から見て頂きたい。

映画『search/#サーチ2』予告YouTube

公式ホームページ『search 2』提供YouTube
公式ホームページ『search2』提供YouTube予告2

前作で韓国系アメリカ人(韓国生まれアメリカ育ち)のジョン・チョーが主演を務め狂気とも思える娘の捜索っぷりが記憶に新しいが、今回もsearch2でアジア系の俳優さんが出るかも?主人公かも?と思ったら…主人公は今回少女だった。

楽しみにしていた公開日2023.4.14だったが、公開4日目に観にいこうとしたが結局、私の誕生日の今日4/24に夫と見に行く予定になった。それでは早速、あらすじと共に感想を書いていこう。

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映画『search/#サーチ2』あらすじ

父との幼い頃の記憶。パパジェームズ(ティム・グリフィン)は何故か頭の切り傷から血を流していたが、幼い娘ジューン(ストームリード)と飼い猫と戯れている。ママ グレース(ニア・ロング)が扉を開けるとこの画像撮ってるの?と聞き、ジューンはパパがビデオを直してくれたと無邪気にパパに甘える。

そんな微笑ましい状況の画像を最期に流し、家族3人が笑い合ってる場面で停止、トリミングしてPCの壁紙に設定したあとフォルダ(2008年の最期の休暇旅行)にもその画像だけ入れ、後の画像は全てGooglePhotoから消した。

アメリカLos住みの女子高生ジューンは過去の『デビット・キム』(前作“search”の映像)のドキュメンタリー…ニュース映像を視聴中、友達ともPCでやり取りし、FaceTimeは付けっぱなしでいた。母親から電話がかかってくるかもと友達とのやり取り。

主人公ジューン(画像:公式ホームページ“search2”提供)

動画を止め、友達とメッセしつついるとママから電話がかかってきそうと。メッセをやめジューンはFaceTimeで通話を開始。ママは‘Siri、ジューンに電話をかけて’と車の運転をしつつ話す。メッセを気にしつつ、ママからその場にUber taxiとママの彼氏ケヴィン(ケン・レオン)が来る事、緊急用のお金を振り込んだ事、ママの友達で弁護士のヘザー(エイミー・ランデッカー)が休暇中は来る事を話す。

ジューンはOKと言い、通話を切って友達ヴィーナ(ミーガン・スリ)とママの居ない間の計画についてメッセし続けてるとママの彼氏ケヴィンが現れ、ジェーンに話しかける。本当にママを大切に思ってると…。ただ多感な女子高生ジューンにはとてもじゃ無いがそんな話しは聞いてられない。

ある一定の距離を取りつつケヴィンは話していたがジューンは素敵な計画をバレない様にと、PCの‘パーティ(馬鹿騒ぎするには検索)’のフォルダを見えない位置にし、友達とメッセ。

 その内ママのグレースが帰って来て、Uber taxiが来たので2人はコロンビアのカルタヘナへの1週間休暇に出掛ける。ママとは話しはするものの“仲良く”はなかなか出来なく決裂。ママは玄関の防犯カメラから見れたのはスマホでまだ、ジューンに“愛してる”と打っていた様子。

ジューンは“愛してる”と返さず顔文字スタンプだけでgoodする。

ママグレースと恋人ケヴィンが出掛ける際にジューンにスマホで愛してると打ってる様子(画像:“search2”公式ホームページより)

 期間は1週間、楽しむぞ!と1番の友達のヴィーナを待ってると、ママの友達ヘザーが来てしまい、ヴィーナとかち合いそうになるがジューンが止め無事、会わずに済んだ。 ヘザーもジューンを心配してる話をするとジューンはママと彼氏の話し聞きたくなかったと呟く。

ジューンの親友ヴィーナ(画像:公式ホームページ“search2”提供)

ヘザーが帰った後、連日連夜ジューンの家でジューンの緊急用のお金を使い同級生とパーティの馬鹿騒ぎをしまくっていた。その様子をSNSにあげないようにしつつも、1週間はあっという間に過ぎた。

ジューンはバカ騒ぎしつつも“父の日”にはブルーになり、それを埋める様にパーティで呑んだが、心は埋められず周りの友達に心配される中、嘔吐してしまう。 女の子達は介抱してあげ、吐かれた男は残念に思いつつも心配。 男友達は自分のスマートウォッチ知らない?とパーティで無くした事を告げる。

昔のガンで死んだパパを思い出しつつ、メッセをくれる共の文を読み、心配されてるのにまた涙を潤ませ爆睡…。アラームが鳴るとママを迎えに行く朝!とてもすぐには片付けられない散らかったパーティ後の部屋をギグワーカー(個人事業主でやってる便利屋のマッチングサイト)を雇い、お金を振り込み鍵は玄関マットの下と告げ急いで迎えに行きます。

空港ではジューンが搭乗口から出迎える際にやってみたかったと言う段ボールに手書きで“出所おめでとうママ(グレース)”と言う看板を持ち、待っています。驚かせようと言う魂胆は動画撮影をしながら様子を捉えてますが、ママは一向にいません。

彼ケヴィンすらも。 混乱するジューンは一度家に帰り、ホテルが判るからホテルの防犯カメラを見てと伝えようとしますが、スペイン語が出来ません。ジューンはGoogle翻訳ツールを使い、拙いスペイン語で説明。ですが、ホテル側は“善処します”としか言いません。唯一の手掛かりに思える防犯カメラの映像と検索すると、ホテルのカメラ映像は48時間で消去されると。

焦るジューンにママの友達ヘザーが励ましてくれ、友達のヴィーナもジューンに寄り添います。翌日、大使館に問い合わせるジューン。行方不明届けを出してくれと言われます。 慌ててPCで操作し行方不明届けをダウンロード。ヘザーも協力してくれると。

親友ヴィーナはいつでもジューンに寄り添います(画像:『search/#search2』より)

ヴィーナは防犯カメラよりコロンビアのLIVEカメラは?とジューンにURLを送ります。ライブカメラを漁ってもカメラは観光地しか映しません。そんな時、パーティーのバカ騒ぎ後に頼んだギグワーカーから“(清掃の)評価を”と言うメールが届きます。

ジューンはそこで思い付きます!コロンビアでもギグワーカーが居るに違いないと。ジューンは現地のギグワーカーを検索すると名前は変わりますがninjaと言う個人事業主のサイトを見つけます。そこで高評価を見るとお値段が高い…。1番安いのを検索すると…。

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そこでスクーターもちのハビエル(ジョアキン・デ・アルメイダ)を見つけ安いがフットワークは軽い!と言う評価も見て電話してみます。ただ、スペイン語が出来ないジューンは戸惑いながら電話。ハビエルは簡単な英語が出来、依頼を聞く事は出来ました。

ハビエル。安くスクーターでフットワーク軽く働いてくれコスパ良しの何でも屋さん(画像:映画『サーチ/#search2』Joaquim de Almeida in Screen Gems MISSING

ジューンが頼んだ防犯カメラの解析…それは何度が高く、出来そうにはありませんでしたが…。ジューンはケヴィンのG-mailアカウントをハッキングし行き先を辿りそれをハビエルに伝え、ママ達の居場所を探してもらいます。

ケヴィンの居場所GPS以外にメールを見ると女性のアカウントを見つけます。ママ以外の女性に“昨晩は最高だったよ”と送っていたケヴィン。また、メールの迷惑メールにはケヴィンが色んな名を語りおかしい様子が。

前科持ちのロマンス詐欺をしてた事迄突き止めます。ケヴィンのGPSを怪しい日程で探すと頻繁に通っている場所が…ケヴィンは自立プログラムを受けに神父の元に通ってると。 ハビエルからはママ達の泊まっていたホテルに息子の友達が居たので防犯カメラの映像は消失しても、そのスタッフが彼らを見たと証言。

何処に行くか細かくは分からなかったが金物屋に行ったらしいと聞き、ハビエルにホテルから近い8箇所の金物屋を調べてもらう事に。レシートを調べる事が出来るからそこで行った先が分かる筈…と、ハビエルは金物屋に寄る度にガムを買い聞いてみるよと協力してくれる。少しの手間で、ジューンにお金がかかる事を気にしつつ。

 ジューンはケヴィンのGoogleアカウントを引き続き調べると、ケヴィンとママが出会ったのはマッチングサイトだと知り、ママがジューンとの関係で悩んでた事をケヴィンとのメッセで知ります。また、ケヴィンは…過去に犯罪歴がある事を告げていました。

 そうこうしてる内にハビエルから連絡があり…金物屋で買ったモノが南京錠だと分かります。そこから近くのママが好きな‘ロマンティック’な場所の観光地のライブカメラを見ると、過去、南京錠を買った後に、2人はそのカップルが南京錠をかけると結ばれるスポットに到着し、ケヴィンがプロポーズをしてる処を過去のLIVEカメラで見つけます。

 その事を捜査にあたっていたFBIのイライジャ・パークからの電話で言うと、プロポーズの後に2人は見知らぬ車に拉致された…と言う匿名の映像があった事を話される。 

イライジャには以前からママやケヴィンのアカウントをハッキングし知り得た情報は捜査の撹乱になるし身内がSNS開示したものは証拠にならないとは言われてたジューン。 そこまでやっと分かったのに…ケヴィンとママは拉致されていた…。

FBIによる捜査 (画像:映画『search/#サーチ2』より)

悲しみと共に、此れを機に以前よりニュースには少しなっていたが、“攫われた”と言う公なニュースを流します。 警察によるようやくの情報開示捜査。SNSでは世界各国から叩かれる。

最初は、ジューンにも寄り添った意見もあったが、ママ グレースと言う1人の女性として名前を過去変えていた処など見つかり騒ぎ出す世間…。 ジューンは誰も信用出来なくなる状態。

親友ヴィーナにすらママはママの人生があって…内緒にしてた事もあると言われ、ヴィーナは孤立します。 またヴィーナはパーティで男友達が失くしたスマートウォッチが、ママの友達ヘザーがスマートウォッチで盗撮を頼んでいた様だと気付き、飼い猫が遊んでいたスマートウォッチを思い出し、其れを身につけヘザーに突然訪問しに行きます。

スマートウォッチで自信を撮影しつつもヘザーの法律事務所に進みます。沈みかえったヘザーの事務所、そこには…。 果たしてヘザーが反抗に関わっているのか?search1同様、スリルとサスペンスが入り混じる怒涛の展開!そして驚きのラストに待ってるものは???

映画『search/#サーチ2』(ネタバレ)感想

あらすじの最期に書いたがママの友達ヘザーが犯人かと思った。そのシーンになった時、“そうだよね?やはり”と呟いてしまったほどだ。だが、犯人は違った。

親子関係の複雑さは1と変わらず出てくる問題。親子関係が複雑だからといって絆が試されるのかと。1の時はお父さんの執念、2では娘がママのSNS等全部パスワードクリアし、ママの1人の女性のとしての顔を知る。

知らなくて良い事もあるけど、ちゃんとしたママをしていた。ママが拉致され、亡くなっているかもと言う時には私は泣いた。

証人保護プログラムも日本に必要かなと思っている。最近、映画を見ると切に思う。アメリカでは1960年代には始まってる様だし、昨年見た映画では既に80年代では例えばストーカー等が追えない様に素性を変え引っ越せた様だし。(同じく証人保護プログラムが映画に出た作品→映画『依頼人』)

ママのグレースが偽名を使ったのも夫ジェームズから逃れる為だったけど、ジェームズが出てきた時にまさか…助けに来てくれた?と思ったのにまさか真犯人だったとは。最初、ジェームズが言った様にグレースがDVしてるかと思った。

このsearchのシリーズやはりクライマックスで、二転三転する映画ですね!

また、便利屋のハビエルは超超良い人だった!8💲(80💲?1時間?)くらいだっけ?それでよく色々な事してくれるの凄いな。最後は息子さんにも会えたし。 本当に良い人すぎるのにジューンは疑心暗鬼になって酷い事言ってしまうのは見てても心を痛めた。

ハビエルの仕事は便利屋だが、私の仕事の清掃業もめっちゃ、人と近い。ホラー映画『セイントモード』の感想の時にも書いたけどお客さんと近い関係の時の仕事って本当に執心してしまう時があるから…。凄く気持ちが分かる。1人で共感した人物でもある。

親友ヴィーナは良い子だし…。最初、グレースの恋人ケビンのパスワード開示するのに声色を変えて本人確認の電話で答えるシーンは驚くべき上手さだった。

 ジューンは良い人に囲まれ、グレースの親友と言っていたが実は証人保護プログラムで世話をしていた、弁護士のヘザーが裏で色々調べたり手を回して守ってくれてるのに疑ってしまって…それはこっち、観客側も一緒だけど。

ヘザーが亡くなってたのはショックだったな。

あと、疑ったのはFBI捜査官。やはり前作の“サーチ”の犯人を擁護してたのが実は警察官だったからね。疑ったけど、そこまで絡んで無かったし展開が読めないしで、1番はヘザーを疑ってた。

 それにしても、物語では前作のsearchもだが、どっちも片親だし、もう片方の親が亡くなってる理由が“ガン”と言う共通点がある。searchではリンパ腫、今回は父親ケビン脳腫瘍で亡くなったとされてた。まぁ、実際ケビンは亡くなってなかったけど。 病死の中で癌が亡くなる確率が高いとアメリカではそう言う理由なのかな。

searchとsearch 2は監督は違うものの、脚本家は同じなので脚本家がガンに思い入れがあるからガンと言う病死の描写が多かったりするのか、もしくは1と2の共通点の為か。

 共通点と言えば、search1がカメオ出演してましたね。物語の冒頭、ジューンが見てるドキュメンタリーとして。今回はsearch1の続きとして前作の人が出てくるのかな?と期待してしまったw。違ったけど。

searchは原題は“searching”。日本語だと“検索”でとても良いですね!searchだけにしなくても良かったのにな原題で。また、今回のsearch 2(映画『search/#サーチ2』の原題はmissing。“行方不明”って事。…それだけだとちょっと当たり前すぎる。

けど、他の翻訳だと、見つからない、欠落した、‘存在しない’。この原題だと、“証人保護プログラム”を適応してるグレースの事を指すのかなって思う。と言う事は、グレースとジューンは“存在しない”様に隠されていた…と。納得いく原題だが、ややネタバレ気味かもしれない。

今回の映画もエキサイティングで謎解きが充分に楽しめました!2023年のサスペンス映画でお勧めすぎる映画です!そういえば、前作“search”の時に映画館に勤めてたが結構、パンフレット売れたんですよ。私はその時、本編見てなかったけどパンフの内容たまに聞かれるので(勿論、見本を見せれるけど…買取パンフだと見本は出せないが)、パンフ熟読してて。

確かに気になる作品ではあったし、search自体も最高に面白かった。 今回は前作searchよりFaceTimeや玄関の防犯カメラも進化してたし、Siriの使いかたが最高にcoolでしたね!ワンチャン、クライマックスでジューンのピンチを画面越しで飼い猫が何かの拍子に操作して助けるかと想像したんだけど(笑)。流石にそれはファンタジーすぎるか。

サスペンスであり謎解き要素もあるがグロくはないが人により、ケビンのDVが苦手な人もいそうだし、グレースが血だらけになったり、ケビンに反撃して絶命するシーンは見るに耐え得ないかもでしたね…。

とりあえず、私も今度からSiriを頑張って活用しようと思いました!

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