Fate/stay night [Heaven’s Feel]Ⅱ.lost butterfly感想

アニメ

実は、Fate自体、アニメも全話見てなく、原作ゲームがエロゲーで出てた事くらいしか、知らない。 アニメが最近、大人気で、“エロゲーなのに…”と思ってた。

顔、声共に遠坂凛が好みで、凛ルートは見ようとしたが…。それも叶わず。セイバールートくらい、見ろよと言う話である。

映画はこの、stay night HFは1も見た。言わば、このHF作品しか、まともに見てない(笑)。

知識としては、エロゲーな事、旦那さんが見てたTVシリーズ 、セイバールート・凛ルートを少しだけ見てる、ウィッキペディアのゲームのネタバレ…と、妹がゲーム全クリしたので、それくらいの知識。あと、映画のパンフレットは熟読した。偏ってると、思う。

よく知らないのに、グランドオーダーのゲームなぞ、はじめてみたりしたけど。

とにかく、面白いのは、わかった。 そして、この作品も、公開して劇場に、見に行った。今回は、Blu-rayをレンタルしてきたので、昨日見た感想をば。

これって、ディスク化に伴い加筆してる?と、思ったけど、ホームページ等に記載無かった。だから、新作カットとかは無いはず。見たはずなのに、何処かキレイに見えた。

冒頭はいつも…いや、前回の続きだけども。終わりかたはいつも…と、言ったほうが近いか。 前回Ⅰの終わりかたが、セイバーの闇落ち。それに対になってるみたく、このIIは、サクラの闇落ち。コレ、最大のネタバレね。

大体、雪のシーンが印象的なHF。雪の中を戦うと、血の跡がハッキリ残る。Iは、私は面白く、とても良いFateの集大成と言うか(そもそも、アニメ化が難しく、1番最新の技術で描かれてるからね、そりゃ、集大成)。 それに対して、IIは、私はイヤだった。大まかな感想は。それは、私が、女だからかもしれない。 仕事先の先輩も、“サクラが可愛そう”と嫌悪感を、口にした。 そう、この回は、女性が見たら、ツラい。性的なシーンも気持ち悪さが、ある。これは、原作者が男性だから、当然なのかもしれない。 頭では、エロゲーって分かってるし、重々承知の内容。だけど。気持ち悪さがあるのは、映像化に至って、監督の趣向でもある。 映画のパンフレット読んだら、原作に忠実な様だし?そう言う作品なのかもしれないが。

それにしたって、2人が致すのは必然なんだろうけど、映像化にあたり、至極当然の描きかたなんだろうけど。 違う…気がする。

Ⅰが良かっただけに。エンターテイメントしてた。ある程度の知識がないと、衛宮士郎が何故、セイバーと共になったのか、冒頭がダイジェストだから、何とも言えないけど。Iは、バタバタとゆっくりと戦う理由と共に進んでいく。Fate自体、アニメシリーズを全部見てない(ちなみに衛宮さんちの今日のご飯だけは、全部見てる 偏ってるかな。←このアニメだけ、平和だし、好き)から、Fateを語るのもアレだが。Fateって、やはりゲームのアニメ化だから、ゆっくりと、進む世界観な気がするんだよ。 たぶん、Fate大好きなガチ勢は違う!って思うかもしれないけど。

その、ゆっくりと進む感じってやはり、原作者の厨二病の時が影響してるんだろうけど、エロゲーでもあるしね。エロゲーでありつつ、謎解きの様な、少しづつ進んでいく感じ。 もちろん、戦いの時は、疾走感はある。けど、全体的に舐め回す様にゆっくりとした世界観。行って戻ってまた戻るみたいな感じ^_^あるよ。まぁ、あくまで個人の感想。

今回のIIは、毎回、戦いのシーンが多いと言うよりは、さくらが離れようとしたり、また赦されてると戻ったりを繰り返してる。 さくらターンだからこそ、メルヘンなさくらも。

私の推しの遠坂とは、やっと“ねぇさん”と言える関係になったよね。他の世界では、とっくに言ってたりするけど。

ちなみに、公開時、舞台挨拶の中継付きだったんだよね。 アニメのセイバールート、凛ルートしか見てない人で、さくらルートが初見なら驚くと思う。(私は前述した通り、原作エロゲーのウィッキペディアで大体は、把握してる) 舞台挨拶で、さくら役の声優さんは、エロゲーの収録が相当昔なのに、今でも、初々しさがあると思うほどの、舞台挨拶だった。

「さくらが、先輩に‘処女だ’と言うシーンが痛い」と、先程収録したかの様に、涙ながらに語っていた。 こちとら、エロゲーなんだよ?ゲームの世界なら、ありありなのに?と、思ってしまう。 だが。映画化されたのは、初めて。その中で、勇気を振り絞ると言うか、キレイな士郎に言う事で、罪を露わにすると言うか。そこで、‘私は士郎みたいにキレイじゃない’と線を引いてる。 引いた上で、士郎に拒否されないと解っていたら、小悪魔だけど、そんな時代は小悪魔なんて言葉も無かったかもしれないし、さくらはどっちかと言うと天然。素で言ってしまう処が、ある。 震えるさくら。抱きしめる士郎。 レインと呼ばれる、士郎が段々、さくらに近付いていくシーンさえ、私は、長いと思った。演出上の事とは、分かっている。だが。もう、その時点で、無理かもと思った。 そう言う演出の仕方。

ゆっくり進んでいき、彼等が致した時。それは、そこに“女性”と言う存在はない。確実に、男の妄想なのだ。そりゃ、再三書いてるけど、エロゲーだものね。主人公の、プレイヤーの良い様に、気持ち進む。ただ、もう、女性としては、見るの辛くて。処女じゃないどうこうじゃないんだよね。エロがダメとかでもなくて。 男のそう言う世界、平気な女居るのかな??? 私は、個人的には、エヴァでシンジくんが映画ではアスカを前にシてしまったのだって、少なからずショックを受けたけど。そして、エヴァにヤラシイシーンが盛り込まれたと言うけど、庵野監督の演出は、多分、イヤじゃない。痛いけど。気持ち悪くも、ない。思春期のソレなだけで。

じゃあFateは?生々しすぎるから、ダメ?いや、Fateこそ、現実離れしてる、魔法の…魔術の世界だし、そんなに生々しいとかではなく。演出として、このIIはいただけないんだよね。 IIが好きって女の人もいるかもしれないけど。私の周りでは、少なくても居ないや。

さて、長々と書いたけど、IIでは、さくらが闇落ちするまで、時間をかけた説明の章?それと、士郎はFateシリーズの中だと、“さくらだけのヒーロー”なんだろうけど、1番弱そうな主人公 士郎だよね。

面白いとかではなく。ハラハラするし、モヤモヤする…それがこの、IIだった。それだけ。

感動して、“泣く”でも無し。見てて、さくらが痛くて(可愛そうで)辛い。それだけの章。

ちなみに、劇場で見た時は、映画慣れしてない厨二病なのか、もしくは日本語訳をしてる中国人?が居たのか、ずっーーーと映画中、話してた男たち。赦さないからな。 映画中、外人なら騒ぐかもしれん。だが、そう言う作品じゃないだろう? オマエはエロゲーしながら、ずっと喋ってるのかよ、気持ち悪いな。映画鑑賞は、静かにシロ!

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