映画Fukushima50感想

2020年作品

金曜ロードショーノーカットを録画して、見た。 仕事で忙しかったので、分割で見た。

まぁ………親が福島出身、旦那さんの親も福島出身で、ゆかりの地ですからね。3.11の時は、心配したものの…会津は被害少なめでした。

 ただ“福島”と言う県自体の…風評被害は多かったそうですね。 有名な話は、地震が落ち着いたり、被害が少なかった時、TDRに福島ナンバー止めてあったら、落書きされたとかね。 ほんと、酷いよね。 

まず、感想を書く前に、原発について書いておこう。 社会の教科書に載ってる知識と、特定の人物について調べた知識だが。

日本の原発について

 発祥は、アメリカ。そこのところ、教科書通り、習った通りだと思うけど。 そして、チェルノブイリでの事故…もう、55年前ですね。

原発を開発して、核と言う大きな爆弾を抱えつつも、日本も高度成長期の発展の為に、電力供給が必要だったとは、思う。

でも………もちろん、日本だって、怖がりだから、核を使って電力を起こすなんて、反対運動も行われた。 

最初から1955年の原子力基本法が決まる前からも、だいぶ、反対する人は、デモしたりしてたとはしてたと思う。

 昔は、かなり、昔は…私の幼い頃、70.80年代はね、結構デモ運動してましたね。90年代もしてた。 

住んでた渋谷には、道路でデモ運動。そう言う時代だったけど、マジでデモは無くさなくても良いのかなって。 ちゃんと、警察に許可を得てやっている事だし、何度も続けた結果、世論が動く事もあったそうで。

 私の母は看護師でいとこが、保育士。デモに参加し、給与が低い事に我慢ならないと訴え続け、少し給与上がったと。 

それでも、その時だけだったのか、今も保育士も給与低いと思う。看護師も往年の頃より、給与が下がったと。 

おかしいね世の中。 だからこそ、反対運動を公にして良いデモを開いても構わないと思う。 不正な手続きないデモはダメだし、警察に蹴散らされたり自衛隊に放水されたらたまんないけど。

 反対運動で言えば、特定の人物と書いたが、国会議員になった山本太郎。議員の前は、俳優だった。その時代を学生の頃から知っていた。

特に目立つドラマも出ていて、私の同級生は、タレント活動をしてて、そのドラマの話しもしてた。 それはさておき、山本太郎自身と言うより、その母が原発に反対していると言うのは、聞いた事がある。 

幼い頃から、その母の影響を受けて原発に興味を持っていたなんて聞いてたが。 だから、山本太郎自身も、政治家になってから、原発反対していき過ぎた発言もした事があるなと思った。 

いき過ぎた発言については、福島出身の家族を持つものとして、憤慨してるけど、後に県民に謝った様なので、引き続き反対運動はしてほしい。

『Fukushima50』感想

前日譚含み、序盤から緊張感のある様な画像。 そして、地震が起きると…各国のニュース風景。当日流れたそのままの映像が、流れてたと。

 東電が現場に行かない癖に、本部からリモートで福島原発所に恫喝したり。 福島の所長が、渡辺謙。当直長が佐藤浩市。この2人がメインで進められるようだ。 

原発が心配されてから、シン・ゴジラの様な緊迫感ある攻防のリモート会議が始まる。

 そんな中、国会も動き、総理が現地に行くと言う事に。…にしても、原発で爆発しかねないのに、押し切って現地視察はどうなんだろう。此れは事実何だろうか。 もし、シンゴジラなら、死んでたよ、現地行ってたら。

 緊迫感あるまま、映画は続く。福島原発現地、福島弁は出ないな〜と思うけど、それもその筈…東電だって、異動制度だろうから、現地の人ばかりではないだろうね。

 ゲストの福島新聞記者のダンカンの福島弁が見事でした。 吉岡里穂は、渡辺謙の娘役で出てたね。

 何が凄いって、福島原発現地の再現率が半端ないだろう。TVのニュースで見てた様な、その通り。 そして、マスクの足りないくだりは、今のコロナ禍においても通づるものがある。

 最終的に、泣けましたね…。全てが現実再現そのままではないだろうけど。 特にアメリカ軍に取材なんて出来たんだろうか。 “トモダチ作戦”初めて聞いたかも。 

福島原発現地にいた、東電のスタッフに“フクシマ50”と名前ついたのも知らなかった。 お勉強になる映画ですね。 娯楽作品としてちゃんと作ってるけど、事実の話として、歴史に残す意味もある。 それでも映画としての評価は、星3かなと言うところですね。

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